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当たったり障ったりしながら夢を叶えるために生きる

どうも、すずまちです。

皆さんはTwitter好きですか?
もしくはNewsPicksやYahoo!ニュースなどを重宝してるんじゃないですか?

近頃はスマホ1台あれば世界中のどこでも、なんでも、いつでも、だれでも情報を得ることが容易に行えるようになりました。
あなたも興味をそそられたり、ハッと驚かされるような記事に毎日出会っているでしょう。

今の60代やもっと上の世代の方々が「今の若い子は羨ましい」と口を揃えて言います。
ボクだってこの時代に生まれてラッキーだなーと思っています。
50年後にどう思っているかは知りませんが。

しかしこんな便利な時代に、18歳のボクは同世代の子、そして働き盛りのビジネスマンたちに警鐘を鳴らそうと思います。

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満足していないか

確かに興味をそそられる情報が勝手におすすめされる現在は便利ではあります。
わざわざ調べなくても流し見しとけば良さげなのが見つかるから楽だし、時間短縮にもなって効率がいいです。

だけどそれで満足していませんか?

目まぐるしく回る最新のトレンドを読み漁り、そのへんの雑魚よりも世界のことを理解したような優越感に浸っていませんか?
わからないことをさっそうと調べて、できるビジネスマンを気取っていませんか?

その状態はいわゆる「向上心はあるけど好奇心はないよね」という言葉がぴったりです。
いったんこちらのツイートを御覧ください。
深い考察に思わず感嘆の唸り声をあげてしまいました。

デルフォイのアポロン神殿の柱に刻まれた標語「汝自身を知れ」をソクラテスは「己の無知を自覚せよ」と解釈しました。
他人から教えてもらった知識で知った気になるのなら、あなたに好奇心なんてものは存在していないのと同義です。

そしてこの便利なスマホやパソコンは、あなたの向上心だけを刺激します。
心当たりがあるのではないでしょうか?
今が己の無知を自覚するチャンスです。

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思考の自由

この素晴らしいデバイスと教育機関は、ボクたちから思考の自由を奪いつつあります。
いわば好奇心の輪郭はぼやけ、向上心の洗脳にかかっているのが現代です。
このままでは一部の優れた人だけにしか考えることができず、その他大勢のボクらは正解を押しつけられる世の中になってしまいます。

大切なのは、自ずと積極的に答えを探し出そうとする感受性と、既存の正解への自己批判能力です。
今こそ少年の頃の好奇心を取り戻すときです。

柔軟な妄想、奇想天外な着眼点、眼を見張るような解釈。
子どもの頃にボクらが大切にしていた好奇心は、上の立場にだけ物わかりのいい大人たちによって「正解」とすり替えられてしまいました。
ボクらはみんな被害者です。

当たり障りのない、欠点がないけど面白くもない答えを黙々と暗記していきました。
テストの点が良ければ褒められ、協調性がなければ叱られ、なんやかんやでボクらはここまで落ちこぼれました。

楽ではありますけど楽しいですか?
楽しいという方はもうこれ以上読む必要はありません。
きっとあなたは純粋無垢でまだまだ透明な子どもであるか、森羅万象を正しく理解している神様です。

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ボクらは出会わなければ生けない

ボクらは出会わなければいけません。
まだ出会ったことのない、されどボクたちを待っている名前も声も知らないなにかに。

このちっぽけな部屋の中で、狭いバスや電車の中で、変わらない学校や職場の風景で、手のひらの情報で満足しないでください。
受け身で、誰かが正しい答えを教えてくれるのを待っていてはだめです。

あなたが知りたいと思うものはすべて手のひらにあるんですか?
ちょっと手を握って、その拳を見てください。
それがあなたの好きなものの世界なんですか?

ボクらの好奇心はそれっぽっちのものじゃありません。
脳を溺れさせ、手のひらから溢れ、レールから脱線して、空を飛んで、時を超えて、なんでもなれます。

ボクらが飛び出した先の世界はなにが待っているか分かりません。
今まで液晶に映らなかった、知るはずのなかったものがあなたにいつ飛びかかろうか虎視眈々と狙っています。

これからは知ることができる技術よりも、知らないものを知りたいと思えるような体験が必要です。
活字だけ読んでいたって無意味です。
その行間にあなた自身の言葉を埋め込んでいくのです。
その言葉は文字じゃなくたって構いません。

まずはスマホを片手に冒険に出かけましょうよ。
興味をそそられる物を見つけたら、あなたの相棒であるスマホがなんでも教えてくれます。
そしてせっかく教えてもらったものをわざわざ疑って、本当かどうか実際に体験してみましょう。

こんなもの非効率の極みです。
面倒くさいし、既知であるものがほとんどです。
だけどそのほとんどが既知でなかったことに気づくはずです。
楽じゃないけど楽しいと思うものが10個に1個くらいあるはずです。

せっかくあなたの好奇心があなたの手のひらにあるんだから、握って押さえつけてないで、手の中から弾け飛ばしたらどうですか?
この素晴らしい道具は答えを押しつける道具じゃない。
あなたの中で眠っている好奇心や勇気を覚醒させるために生まれてきたんです。

臆病な気持ちを振り払って、液晶ばっか見つめてないで、子どもの頃に見た夢を叶えに生きましょう。

宝くじを買うようなものです。ボクがあなたの夢になります。