第4期リコー杯女流王座戦第3局 大盤解説会(後半) 3 涼暮 2014年12月9日 21:51 おやつから戻ってくると淡路九段の解説がちょうど終わり、観戦記執筆のため訪れていた清水女流六段と 観戦にきていた畠山鎮七段のコンビによる解説になりました。 基本的に畠山七段が清水女流六段を持ち上げて、清水女流六段が「いやいや…」と謙遜するスタイル。 棋譜中継のコメントを参考にする畠山七段。 そして清水女流六段と交代して千田四段登場。 控室の最新検討が届けられます。想定される進行だと後手の加藤女王に妙手があり、先手の西山奨励会二段は思わしくなさそうとのこと そして千田四段からさらに山崎八段に交代。聞き手ポジションにつくのは結構レアですかね。 それも ほどなく畠山鎮七段が室谷女流二段と交代して聞き手ポジションにつくことで解消されてよく見る光景に。 指導対局を行っていて本譜を見ていない室谷女流二段に、山崎八段が意外に感じた手の局面を示してどう指したいか質問。室谷女流二段の回答は本譜と同じ手! 山「え~、一目この手なんだ(´・ω・`)」 ほどなく対局は終了。対局者が大盤解説会場に。女流王座に復位した加藤女王・女流王将。 おしくも敗れた西山奨励会二段。本譜の進行をほぼ読み切っていたが、控室でも示された妙手を見落としており、その後は修正が利かなかったとのこと。 万感の思いをこめて挨拶する加藤女王・女流王座。 こちらは淡々と、しかし加藤女王・女流王座へのリスペクトを込めてコメントする西山奨励会二段。 対局者が対局室に戻った後、指導対局を終えた女流棋士の先生方が会場へ。室谷女流二段にしたのと同じ質問を北村女流一級にする山崎先生。答えはやはり本譜の手。山「みんな一目なんや(´・ω・`)」 そしてそのまま今日の感想(確か。記憶曖昧…)を求められる北村女流一級。突然の振りにやや同様するも無事コメント。後ろで支えて励ます香川女流王将から「よし、よく頑張った」の声が^^ その香川女流王将も同様にコメントを。 その後は抽選会。加藤女王・女流王座の色紙。 力強い! そしてこちらは端正な西山奨励会二段の色紙。 色紙の抽選をする北村女流一級。 続いて書籍の抽選をする長谷川女流二段。 以上でレポートは終了です。 全体に落ち着いた雰囲気で(スケジュール的にはやや慌ただしかったですが(笑))楽しめる大盤解説会でした。ややお値段は張りますがたまにはこういうのもいいですね。 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート