＃宮崎鈴子と斜視

～2010.8／10～12～
→あれから７年経つのか・・・・。
なぜこの3日間かというと、20年間コンプレックスだった”斜視”という目の病気。
両目の視線がズレ、見た目も気持ち悪くて汚くなってしまうヒドイ病気。
もともと”乱視”も強く、視点がズレやすかった。
もうこれが20年間も地獄だった。
それで10代の頃に自分の顔や自分自身も大嫌いになり…人も大嫌いになった。
あまりに大嫌いで目を見て話す事さえも恐怖で地獄だった。
人は見た目で決めつけるものだと認識してしまい、恋愛するのも怖くて避けていたとも言える。
大学入ってからも周りが人だらけでどこに行っても気の休める場所がなく、
しまいにはトイレに駆け込みこもるようにもなったほど。。。
そうやって大学生活続き、とうとう大学2年の春休みに限界が突破してしまった。
夜中、母親に「大体さーウチの目っちおかしいやん！　何でこげな汚い顔でウチを産んだとよ？！　
そのせいでずっといじめられてきたやんか！　何でウチはずっと20年間も汚い見た目な訳？！
どうしてくれるとよ？！　汚い顔で産みやがって！　ふざけんぢゃねえよ！」
と物を投げつけ、怒鳴って泣き叫んだ・・・。もう地獄で限界だった。
それを聞いた母親は戸惑っていた。おそらく父親も妹も陰で見ていたと思う？
しばらくは部屋に引きこもっていた。
ある日、両親が「ちょっと眼科行ってみようや？」と言われ連れて行かれた。
すぐさま眼科医に「どうしたらこの汚い見た目が治るんですか？もう嫌です！限界です！
これでいじめられてきて地獄だったんです。」と大声で訴えた。
そしたら、「あなたは、女の子だからさ…特に見た目も気にしちゃうよね。
過去にいじめられて傷ついてきたんだね。
大丈夫、手術すれば治るから。仮に今の状態で運転免許も取れないほどひどい斜視だから。
斜視専門の手術医師がいるから！大丈夫よ。」と。
それでも「早くしてください！もう限界です」と叫んだ。
両親も”手術”と聞いて、焦っており不安な様子だった。
セカンドオピニオン（主治医→別病院の医師で受診する）で、
その斜視専門手術医師の所に診察を受けてきた。
そうやって手術日へと決まっていったのが、タイトルの3日間。
（ホントなら今すぐにでもしたいと文句を言ったほどだったのだが・・・。）
10日：前日入院、11日：全身麻酔にて手術、12日：両目眼帯と介助つきで退院。
退院時には妹と母方祖母がたくさんのおやつを買ってきてくれた。
退院後は麻酔の影響で1週間も動けず、両親に介助をしてもらっていた。
眼球には黒い糸をまぶたに入れており、それを自然除去する為…
3週間もお風呂と髪の毛と顔を洗うのを禁止されていた。
水＝バイキンが入る為、予防として洗うのを禁止にされていたとも言える。
糸が除去されていく次に、目の充血予防としてサングラスで生活をしていた。
そうやって除去も充血も全て解放されたのが9月に入ってからだ。
（↑父方祖母の家にて犬との写真の日）
そして、手術後にもう１度メイクの色の組み合わせて研究も重ねた。
高校３年生の頃に何となく軽いノリでメイク講座に行ってみた事はあったのだけれども。
そこで色々いじくられて、眉毛は切られほとんど無く…ファンデ塗ったくられ肌が悪化↓
ここで気づいたとが、”こういうのわ、人にしてもらうではなく…自分の顔だからこそ
自分で作り上げるしか無い”となり…。
とにかく雑誌やネットの写真を読み漁り、化粧品も買っては試し⇔捨てるの繰り返しと試行錯誤の日々。
そうやってゆくうちに鏡を見る機会も増え、徐々に色も個性も顔も作り上げた・・・。
もともとオカメ顔・一重・童顔・目鼻口が小さくて中心に寄りすぎ・真ん丸ほっぺ・丸くて長めの輪郭
という見た目ではある。
”メイクなんてどうせしない”と思っていた自分がまさか・・・とも想像つかなかった。
今では、とことん派手めなメイクを中心にする。
手術後になってから派手になったと思う。
この際話すが…なぜここまで派手化してきたか・・・。
もともとならば、幼少から10代にかけてブスと見た目を否定してきた奴らへの復讐だった！！
ただでさえ、当時は見た目が大嫌いすぎて…今よりもはるかに自信も全く無く
70㌔超えたデブでアトピー肌の血だらけで全身汚かった。
わりかし地味～なツラだったとも言える！
だったらどうやって変えようかと常に考えたり悩む日々で全部が全部を母親に八つ当たりしていた。。。
地味・デブ・劣悪からどうやって脱出し、復讐してやろうとたどり着いたとが”派手”に至った！
そしたら、いつの間にか復讐は消え・・・個性をぶちまけるようになった！
今ではこれでも10キロ近くは落ちて痩せて・・・1日2食へと変わっていった！
それが”今の派手”に至り、楽な痩せもMAKEもしている。
手術後から、だいぶ見た目にも自信がついてきた。


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