鈴木心主催 2018年度 金沢大学コミュニケーションビジネス、イントロダクションはこんな感じで行こうと思う。

「あなたは家畜になっていないだろうか。」
高度に文明化した世界は、システム・組織という高度に構造化された柵の中で、自己省察せず、無批判に生きていく家畜の様な人間ばかりだ。

「写真はこの牧場の柵を越えるための道具である。」
コミュニケーション、伝心することは、他者の心のあり方について想像し、自分の意思を伝えること。つまり積極的に社会に参加することである。撮影という作業は一瞬で帰結するが、残った写真は永遠だ。

「前進の秘訣は目標の設定にある。」
各々の特性にあった写真を見出し、それに必要な技術と知識の習得。さらにはクライントを見つけ、写真で生み出すコミュニケーションによって対価(撮影料)を得る。その水準まで参加者の技術は容赦なく引き上げられる。

「この授業をその辺の部活や美大と一緒にしないでくれ。」
美術や技術だの子供騙しの絵空事ではなく、脱家畜が目標だ。まだギリギリ写真の最前線を滑走している僕がまた今年も安い授業料の対価として、人がより考えるこれから、に向けて採算ド返しして全力で皆さんに写真という術を伝える授業である。

サードウェーブ?いや、第五波はすぐそこまで来ている。

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