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でもなんか、なんかでも・・。Something Like That.

社会に出てはや数十年。自分の喋る内容は、たいして進化していないことを思い知らされる。今回のかき集めテーマは、#癖  😃

◆自分のお喋りの癖を分析してみる


テレフォンオペレーターさんへ問い合わせの電話をしたとき、交渉力の試される重要な会議をしたとき、など・・改めて自分の話し方、説明の仕方・・嗚呼なんて幼稚なんだろう、と振り返る。

重要な会議や自己PRをする局面でも、思い通りの結果が出にくいかなあ?
説得力がないのか?どうも先方に舐められる印象すらして来てしまう。

チリツモで気になった為、自分のお喋りを注意深く観察してみた。私の声は甲高いので、それだけでも結構変わってる人にも聞こえる。NHKアナウンサーの方みたいに低音を響かせる落ち着いたお喋りに憧れているが、自分の地声がすでに高いので真似は不可能である。

なんというか全体の印象として、ハク(迫力)がない、落ち着きがない、中堅キャリア層な筈なのに若い女の子みたいにキャピキャピしてる・・?

昨今、#アダルトチルドレン という言葉も流行っているらしい。ドキっ💧

自分を説明する際は、スピーチの技術に近いのかもしれないのだが、まどろっこしくなくスパッと説明する能力が問われる。台本を読むだけなら別に迷わないが、アドリブで説明する際は、言葉選びに迷いが生じる。

◆自分の謎の造語?「なんかでも・・」

その中で私は「なんかでも、でもなんか・・」という言葉を乱用していることに気がついた。

「なんかでも、でもなんか」は怒られた女子高生がいいわけしているようで言い訳がましい。
この言葉を口にした後「つべこべ言うなーっ」と怒鳴られたことがあったので、余計身に沁みて覚えている。
「そんな酷いこと言うなっつーねん!とにかく私の話を聞けーっ」と内心思ったが、年長者からすると言い訳がましいだけである。
「何言ってるんだあ若造なくせにいっ!」とお叱りを受けたのだろう・・。

◆現代人が多用する「なんか」

またさらに深掘りしてみると、言葉選びに迷いが生じた場面で、ほぼ100%近くの日本人が「なんか」を連発している事実に気がついた。

「なんか」? たまたまYoutubeをみていると、アドリブで喋っている場面では、芸能人の皆さんも「なんか」を多用している。カウントしてみると結構な数になる。迷ってる場面、またプライベートの話やちょっと照れ臭い自分について喋る場面ではとくに多い。大抵「なんか」を連発している。

→筆者鈴木乃の堂々巡り「なんかでも」とは違い、女性の可愛らしさに存分に溢れている二階堂ふみ様。同じ女性ながらきゅんきゅん💖してしまいます。このようにお喋り続けられたならば、好感度高いのだろうか?

「あのーですね、なんかね」「なんかこうね・・」「なんか〜、○○?」「なんか〜だと思うんですよ」「なんか・・あれだよ」「なんか変なお天気ですね」「なんかさあ」「なんかない?」「なんかいいことあった?」

◆「なんか」語源を調べてみた

「何か」が転じた話し言葉のくだけた表現。代名詞、副詞、とある。

テレビが普及してから多用されるようになったそうである。急に説明を求められて迷った時についつい出がちな「なんか」。話し言葉のくだけた表現なので「なんか」を使うとどうもカジュアルでフレンドリーな印象。またちょっと軽薄な印象もする。多用し過ぎると、この「なんか」を発しただけでも、くだけた感じになりがち?迫力は数段落ちる気はする。

しかし、これだけ世間様に普及している「なんか」である。

私の迫力の無いお喋りは、落ち着きが無いせいか??と思うに至った。

→大人の女性の魅力。大地真央様バージョン。こちらでも「なんか」を多用していらっしゃいます。うーんーやはり立ち居振る舞いの問題?

◆余裕がハクを生む?

生活する中で、迷いが生じるのは当たり前なので、全体の印象で余裕がない印象がどうも落ち着きがないのかも?と私は結論づけてみた。

スピーチの技術を意識するように、ある一定の間(マ)をとる努力をしたり、姿勢を正したり、相槌をふる回数を減らしたり・・と、堂々とした自分を演出するのが大事なのではと思う。

私はついつい早口で喋ってしまうのだが、それも説明する際には相手に伝わりにくい。強調する箇所をゆっくり喋るだけで、自分の意図を伝え易くなる筈だ。例えば。

「君は魅力的だね」をさらっと早く喋るのと、ゆっくり相手に囁くのとでは、全然印象が違う。後者の方が耳に残る。恋愛対象の方を口説くのも、成功率高くなる気がする。

果たして、そこまで意識して使い分けている人が多いかは知らないが、遊びゴコロのある方は、自然に出来ているのだろう。大人になるにつれて、周囲から見様見真似で身につくのかもしれない。もしくは意識的に会得する人も多いのか?振り返れば、そういった類の習い事って探してみると結構あるある、なんである。たまたま顔を出した「音痴を克服する教室」?でも確かそのような説明があった。

と、自分が出世する機会も、ひと様の前でスピーチする機会も、別に今のところ皆無だが。どうも実践したが人生トクをしそうだ。まあ言うは容易いが、実際は難しい。果たして私ごときが、テンパらずに出来るのかーっ?

と、つくづく・・こんな私鈴木乃でも、大人の階段のーぼり、落ち着き感のあるいいオトナに成長したいものである。

ラストに・・大人の階段のーぼる〜に役立つだろう一冊です!(意外にこのコーナー?楽しみ!と感想頂いたので、調子に乗ってピックアップでっすww)

→皮肉屋ニーチェの印象がガラッと変わる一冊。一見冷たい印象するのだが、シニカルな目線と希望に溢れた前向きな目線がシャッフルされていて、本当感動してしまいます。過去のベストセラー。よかったら一日1ページ読むだけでも、心がスッキリして、結構いいもんです。オススメ!

Textby:  SuzukinoAyako
編集:アカヨシロウ →


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