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青年会議所を卒業する。

青年会議所をもうすぐ卒業する。なので、後輩に伝えたい事を書いてみようと思います。

事業について

事業とは「人の意識を変える」為のものです。
事業構築を考えるときに、よく言われるのが「委員長が自分のやりたい事をやればいいんだよ!」と言うのはよくある事ですね。
ただやりたい事をやるのでは無く、誰の意識を変えたいか、どんな課題解決をしたいのか、これが自分のやりたい事かどうかです。
ただやりたい事をやるのでは、正しい事業構築、効果測定ができないと思います。
また、それが理事長所信に則っているかどうか、なども大切です。
これらが抜け落ちているとただのイベントであり、青年会議所の事業として行うべきではありません。
青年会議所の事業でやるべき事は、地域の課題解決(の一助)になる為の意識改革なのです。

役職や出向について

役職や出向は、自身が体験しなければ分かりません。
役職を全うしている最中は、多少の差はあれど、それなりに大変なので、出向者を多く排出する年度はやっぱり皆んな大変です。
また、その大変さというのは外から見ているだけでは全然伝わらず、出向者と出向していないメンバーの温度差というのは少なからずあります。
私もブロック協議会の委員長を経験しましたが、議案作成から事業構築、委員長運営、毎月の会議出席など割と孤独ながら貴重な経験をしましたが、まあおそらくほとんどのロムメンバーにはその大変さというのは伝わらず、もどかしい思いをしたのを覚えています。
おなじ出向でも協議会(地区やブロック)の運営を預かる年度は更に大変で、多くのメンバーを出向に割かねばならず、かつロムの運営は変わらず…いやそれ以上に負担が重くなり、出向している者としていない者、お互いの大変さを共有出来ないと温度差は生まれます。
お互い大変なので、地区の奴らはー、とか今年の運営はー、とかそういうのはいいっこなしで、助け合う精神を忘れずに、翌年以降にもたらされる多くの情報や成果部を目標にがんばって欲しいと思います。

2019年11月11日

副理事長 鈴木正秀

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