リッシュン

最近の朝はココアから始まる。

だけど今朝は、あさり汁にした。

意味はナイ。

あさり汁、美味しいよね。

King Gnuを聴きながら、

今週末に行なわれる歌謡曲系イベントの

仕込みに関するメールを打ちまくる朝。

King Gnu、カッコイイ。

けど

個人的には聴いたあと“すぐ”歌えないってのは

…歳なのだろうな。

ずっと流して聴くにはめっちゃ耳触りが良くて好きなんだけど。

そんな中、

新たなプロジェクトの依頼で、

いま大人気のコンテンツにかつての仲間たちの音楽を、

という相談を受けて、

90年代00年代のミュージシャンへ改めてのリスペクトを感じた昨今。

なんだか自分事のように、嬉しい。

だいたい早朝は、

イマドキの音楽家の勉強兼ねて、

YouTubeやSpotifyのプレイリストを“ながら”チェック。

午前中にメール処理やらデスクワークやら事務処理を終えて、

午後から人に会うルーティン。

もちろん“制作現場”や“編集”がある日は、

引きこもること多し。

思うところあって、

コミュニケーションを抑制しているところもあるんだけど

やはり“クリエイティブがイニシアティブを持てる”現場、の

仕事は面白い。

ぼくは音楽映像作家、といいつつ、

かなり偏った仕事の仕方をしているので…

一概には言えないのだけど。

要は、「その仕事に向き合う熱量」を大事にしている。

世に溢れるひとつひとつのコンテンツは

きっと素晴らしいものばかりなんだと思う。

思うんだけど、それがさ。

万人に受けるものでなければ成立しないわけでもない。

ないんだけど、

商業商売としてやっているなら、売れていないことには、

正直意味が無い、とすら思ってしまう。

幸いなことに、いま、ぼくは、

好きなことを好きな人と好きなペースでやらせてもらえる、

非常に贅沢なスタンスになってきた。

けど、その反面、かつては、

圧倒的な“仕事量”や、“追い付かない締め切り”とも戦ってきた。

だけど、その成果がセールスや大衆的な評価を得て、

いわゆる“ヒット作”に関わるたくさんの経験を積ませてもらえた。

ここに、葛藤があるんだよね。。。

売れるとはどうなることなのか。

自分の中では結論は出ていて、いずれ書くよ。

自分なりの定義。

おそらく概ね合っているんだと思う。

そして、継続すること。

瞬間風速的に売れることは、実は出来るんだ。

それなりの条件を満たし、一定の手順を踏めば。

ただ、続けて行くことが、売れること以上に難しい。

そんなことを最新プレイリストを流しながら、

70年代80年代の歌謡曲の歌詞データ、

90年代00年代の作家リストに向き合っている立春の朝。

今日は、このあと恒例の御祈祷を受けて、

一度帰宅し宅配便の受け取りをして、

大阪からやって来る旧知の先輩との再会。

どんな話が出来るか楽しみだ。

節分を超えて立春を迎えた、まさに新たな一区切り。

これまで得て来た経験と知恵を活かせるように、

後進にも伝えられることは伝えていかなきゃな。

若いヤツらの勢いってやっぱりイイもんだ。

年甲斐も無くケンカっぱやい感じになることもあるが。

そんなおっちゃんクリエーターの徒然を

改めてキマグレに書いていきます。

…次の更新は何を書こうか。

あぁやはりココアを淹れよう。


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