【酔った勢いで展示決まりました-裏話編-】
スズキのノドは扁桃腺周りの手術後も酷使され続け、その日も限界を迎えていました。
ガラスの刺さるような激痛が走る中、相性の良くないとされる扁桃炎と煙は、スズキの破滅に向かって仲良く手を繋いで歩いていきました…(死)
それはそうと展示が決まった流れについて書いていきます。
その日シーシャを吸う以外の目的はなかったのですが、お店に入った(初めて伺いました)瞬間、今回の展示に参加する山田まなさんの作品が脳裏に浮かび、
「ゼッタイカザル」
もはや漢字変換すらできなくなっていた頭でそう思い、文字通り酔い冷めやらぬ興奮の中でスタッフのお姉さんに内装のことやインテリアのことを伺いました。(酔っているのに丁寧に接客してくださりました。ありがとうございます。)
後日メールでオーナー様に展示をご快諾いただき、開催する運びとなりました。
展示を開催するにあたっては、興味を持ってくださったWANIさんが新たに参加して、シーシャのお店のご協力もあってスムーズに実現しました。
正直実現するとは思ってもいませんでしたが、既に成立している「場」を壊さないように成立させるよう、最大限気を付けながら搬入作業を進めさせていただきました。
とは言えやはり難しかったです。
今回用意した作品も何点かはスペース全体の雰囲気を見ても展示できず、断念したものがあります。ぴえ。
以下は展示の一部です。ホワイトキューブ(美術館やギャラリーのような真っ白の空間)でない場だからこそできる展示を実現することができました。
一部だけ見ていってください↓
白と黒の対比が鮮やかです。
キャプション配置がアクセントに。
◇◇◇
お手洗いの青い壁面に飾りました。
色合いが素敵です。
◇◇◇
壁面を活かすアクリル板の作品。
光の加減で影が揺らぎます。
◇◇◇
最後になりましたが、今回展示に場を提供してくださったShisha de tree様、作品制作・提供してくださった作家のお二人、ご来店してくださった方々ありがとうございます。
同時に公開したnoteでは、今回の展示に参加している作家への「コロナ禍で良かったことは?」など、一人での作業が主であるアーティストへのQ&Aをまとめました。ぜひそちらも併せてお読みください。
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