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『酔った勢いで展示決まりました-みんな来てね編』

シーシャ(水タバコ)を吸ったことのある方は少ないかもしれない。中東での歴史も意外と浅く、今の形になったのはここ数百年だと言われている。

もちろん日本に入ってきたのはもっと遅い。ここ二十年で急激に広まったこの新しい時間の過ごし方は、ゆったり人と会いたい若者にはうってつけだ。

今回の展示はシーシャのお店で開催されている。

アートに触れにくい・触れさせない展示ではなく、そこに当たり前にアートが存在する空間を目指した。

シーシャをふかしながらアートが鑑賞できる展示の詳細はこちら(Instagramに飛びます)。ぜひお越しください。
と、その前に今回参加している作家さんのQ&Aを読んでいただくとより一層おもろいかなと思います。

来られる方も時間がなくて来られない方も、ぜひご覧ください〜。

これがこう↓

◇◇◇

※山田まなさん(山)・WANI(W)と表記しています。

Q1:展示で大変だったことは?

A(山):
二日酔い。お酒を飲んだ後に絵を描くことが少ないので精神力と体力の戦い。もう二度と飲まない。

A(W):
作業中にちょうどいいBGMが無くて困りました。オススメ教えてください。

Q2: どういう制作環境で作品を描いていますか?

A(山):
家の狭いリビングで小さなスペースを作って描いています。
大学の広いアトリエとは異なり、油絵具が部屋中充満したりします。
知らぬ間に絵具が部屋のものに付着していたりしてびっくりします。

A(W):
和室の寝床にブルーシートを敷いて描いています。
眠りから覚めた瞬間に制作ができるのがうれしい。

Q3: この先にどのような希望が見えていますか?

A(山):
自分の作品が多くの人の目に触れる機会があることで客観的な意見を貰えて作品も自分本意なだけでなく色の工夫や作品の大きさ、こだわるポイントなども変化していくと思います。
シーシャ屋さんや赤羽という街で展示するのも初めてです。新鮮で生まれたての赤ちゃんみたいな気持ちで取り組みました。

A(W):
ブルーシートの上から知り得ない場所へ飛び立つ作品たちに、持てる限りの光を託したいです。

Q4: コロナ禍でよかったことはありますか?

A(山):
仕事が急に無くなり、学校もオンライン授業に切り替わるまで時間がかかった。そのため慌ただしかった日常が静止して、ゆっくり物事を冷静に考える時間ができたこと。
得体の知れない不安に駆られた時、どう切り抜けていくかも考えました。
あとマスクを付けて顔面下半分の化粧に拘らなくて済むこと。

A(W):
外に出かけて多くの人と関わらなければいけないという脅迫から逃れられたこと。
"家にいることが正義"になったことで自分の時間を大事にすることに罪悪感がなくなりました。

展示場所決める作業
楽しいです↓

最後になりましたが、今回展示に場を提供してくださったShisha de tree様、作品制作・提供してくださった作家のお二人、ご来店してくださった方々ありがとうございます。

同時に公開したnoteでは、今回の展示の裏話を載せています。展示のきっかけやどのように展示を進めたかなど、掘り下げてまとめました。

ぜひそちらも併せてお読みください。

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