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【ナナメ下から見た人類の話#2-2】

先週に引き続き、服飾学生のこいろうさんにお話をお聞きしました!

服は絵画作品と同じ”生モノ”だと感じます。ひとつひとつストーリーがある点はやはり共通のようです。

当noteでは過去作品について詳しくお聞きしました。


【目次】

▶︎企画趣旨
▶︎取材させていただく作家さん
▶︎過去作品について
▶︎Q&A
▶︎今後について


【企画趣旨】

 「想像・発想」をモノ化する人たち(いわゆるアーティスト)の話を、以下の3点について聞いていこうという企画です。

・過去作品
・影響を与えてくれた人
・作品制作上のポリシー

(企画名変えたホントウの理由については察してください。ヤサシクシテ〜。)


【取材させていただく作家さん】

辻村優香/こいろう さん
Instagram/こいろう
Instagram/ぱんのみみ


■過去作品

学校の課題として制作した民族衣装をモチーフにした作品です。第一回のnoteでもチラッと紹介していただきました。

私は元々ヨーロッパの民族衣装をテーマにしようと考えており、その中でも「マルシュキニアイ」と呼ばれるリトアニアの民族衣装の色合いが可愛く好みだったため、その雰囲気を活かした作品を制作しようと決めました。

課題では、ヘッドドレス・トップス・スカート・バッグを制作し、それぞれに自分の記憶や思い出を詰め込みました。

ヘッドドレス:

リトアニアの民族衣装と一口に言っても、さまざまなテイストのものがあります。ヘッドドレスには花が使われることがよくありますが、その中でも帽子の上に花を乗せるものや頭に直接花を乗せるものなどがあります。花が落ちないように帽子は平べったいものが多いのですが、最近ではその花も造花が使われることが増えてきたようです。そのように花を帽子に乗せることをイメージして、ニットの花を帽子に縫い付ける形で作品を制作しました。

トップス:

クリームソーダから着想を得ました。普段喫茶店を巡るのが趣味で、以前たまたま入った中華街の喫茶店で出されたものです。普段からクリームソーダに関する情報を積極的に取り入れているのですが、そのお店はチェックしていませんでした。青色だったことが珍しく印象的で、一緒に行った友達から似合うと言われたことが嬉しかったので形にしようと思いました。そのときの特別な感情がフラッシュバックするようなシュワシュワした感じを表現しました。

スカート:

リトアニアの民族衣装のスカートは地域による違いはあるものの、基本的に柄が裾に集中しています。それがめちゃ可愛いと思ってオマージュしましたが、最初はどのように形にしようか悩んでいました。そこで自分が色々な柄の生地を友達や母親からもらっていることを思い出し、その断片を集めてコラージュすることで、思い出が詰まったスカートになるんじゃないかなと思いました。

バッグ:

花形に箔プリントしました。箔プリントとは、特定のモチーフを箔で形にすることができる技法のことです。私は花屋が好きでよく行くのですが、花屋の袋は白や茶色のものが多く可愛くありません(ギフト用は別として)。花を入れるためだけの可愛いバケツ型のバッグが欲しいと思い、外に出るとキラキラする箔プリントを使ったバッグを作りました。


■Q&A

Q:今ある素材で形にしたいものは?

2月下旬あたりに撮ったチューリップの写真です。店主のおじいさんが取ってきたであろう金魚やメダカも売っている、雑な花屋で買いました。

学校の修了ショー(文化服装学院では何度か発表の機会があります)に向けて制作するワンピースに活かそうと思います。そのチューリップの写真を基にオーガンジーという透ける素材に転写プリントします。写真通りのチューリップの柄を使うか、その色を使うかは現在検討中です。


【今後について】

来週は今後の活動について深くお聞きシマス!

今後も毎週月曜日20時に、ぜひチェックしてクダサイ!

今後の動向は当アカウントでしか更新しません。気になる方はスズキのnoteのフォローよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございマシタ!このnoteをおもしれ〜!また読みて〜!と思ったらスキもお願いします(泣いて喜びマス)

次のnoteは1週間後に公開シマス!
お楽しみニ!

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