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不動産業者が売主の住宅はどうなの?


不動産の仕事と一言で言っても
・売買仲介
・賃貸仲介
・買取
・管理
など様々な種類があります。

当店は売買仲介をメインにたまに賃貸仲介をやっています。

建売業者さんも買取に分類されますが
最近では中古マンション、中古戸建を買う業者さんが増えています。

中古住宅を購入してリフォームをして再販というモデルです。
※ちなみに当店では中古マンションも「仲介手数料無料」でご紹介可能です。
仲介手数料無料の中古マンションはこちら
→http://www.aplace.co.jp/mansion/

不動産業者が売主の住宅のメリット・デメリット

まずはメリットの説明から。

・リフォーム済の住宅が多いので自分でリフォームをする手間が省ける。
住宅を購入してリフォームをする場合はお引渡しを受けてからしかリフォームをすることができません。
大がかりなリフォームだと数カ月も工事期間が掛ります。
しかし住宅ローンの返済は引渡しを受けた翌日から始まります。
つまり住宅ローンと今の住宅の家賃が2重で発生してしまいます。
せっかく住宅を購入したのにすぐに住めません。

・不動産業者が売主の場合は瑕疵担保責任が2年間義務付け
不動産業者と当然、仕事として不動産の売買を行います。
いわば不動産のプロです。
一方、買主であるお客さんはほとんど場合が不動産売買に不慣れです。

プロが売る場合は契約の条件を厳しく設定されているわけです。
ちなみに個人の方が売却する場合は築年数によっては
瑕疵担保責任免責や瑕疵担保の期間を2週間などにすることがほとんどです。
(長くても3ヶ月程度)

瑕疵担保責任で修復可能な範囲に関しては契約書などに記載がありますが
基本的には
・雨漏り
・主要構造部などの木部の腐食
・シロアリ
などに対してです。
どの部分も修理しようと思うと数十万~数百万の費用が発生します。

続いてデメリットです。
・自分が好きなリフォームじゃない
リフォーム内容は住宅によって違いはありますが
「キッチンはこれが良かったなぁ」
「この色の壁紙は気に入らない」
「どうせなら間取りをこういう風にしたかった」
という要望が出ることもあります。

その際にまたリフォームをするというのは2度手間になるし
リフォーム済を購入する意味がなくなってしまいます。

・価格が高いことがある
リフォーム費用自体はお客さんが自分で行うより安くできますが
不動産業者の利益が上乗せされるので住宅価格が高くなります。
購入時、売却時の仲介手数料、所有権移転の登録免許税なども必要な経費となります。

最近では買取業者さんが増えているので
価格競争で購入価格が高くなっています。
購入価格が高いと必然的に売却価格も高くなります。

気に入った住宅があれば全く問題なし!

どの住宅にもメリット、デメリットは必ずあります。
予算やリフォーム内容などを含め合格点が付くのであれば
不動産業者が売主の住宅は保証の内容などを考えたら全く問題ありません。

むしろ個人が売主の場合より安心感はありますね。
全国展開している業者さんなどの場合だと
「アフターサービス」も行ってくれる業者もあります。

多少価格が高かったとしても
買ってからが本当のスタートなので
安心できる住宅を購入するための経費と思えば安いものかもしれません。

ちなみに個人の方が売主で瑕疵担保責任免責(責任は負いませんよという意味)の住宅が欠陥住宅ということではありません。

しかし瑕疵の部分というのは通常生活では気づくことがない部分なので
築年数が古い住宅を購入する際は建物診断を実施することをお勧めします。

Aplace株式会社

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