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たくさんの“ワクワク”体験

みなさん、こんにちは!suzuki_310です。
第1回自然環境リテラシー学における実習での“ワクワク”体験を書きたいと思います。
先生方、先輩方が準備して下さったおかげで今回の体験をさせて頂くことが出来ました。“ワクワク”体験を書くと共に多くの方への感謝を伝えたいです。

自然環境リテラシー学 海1
2022年6月18.19日
マリーナ河芸(三重県津市 河芸町東千里855-2)

1日目(午前)

今回の実習はマリーナ河芸という施設をお借りして行われました。
私は今回が初めての実習だったので、ドキドキしながら集合場所へ向かいました。集合場所に着くと、もうすでに先輩方がタープ(※1)を設営してくれていました。
この日は午後から風が強くなる予報だったので、予定を変更し、午前中にカヤックの活動を行うことになりました。ガイダンス、自己紹介を終えた後、カヤックを砂浜まで運び、先輩方からPFD(※2)、スプレースカート(※3)、パドリングの説明を受けました。スプレースカートというものを初めて知りましたが、先輩方の丁寧な説明のおかげで重要な役割があることを知りました!

PFD,スプレースカート


(※1)日差しや雨、風などを防いだり、テーブルやチェアを置いて食事をしたりくつろいだりする場所を作れる布状の屋根のこと。
(※2)パドリングスポーツ用の救命胴衣。
役割:①保温性②視認性③浮力がある④クッション性
(※3)カヤックの人が座る場所(コックピット)の枠に合わせて被せ、水がカヤック内に入ることを防止する役割がある。

説明を受けた後は、海にレッツゴー🏝
カヤックに乗るのは、中学1年生の時以来だったのでとても緊張しました。乗り始めは不安定でどちらかに傾きそうでした…。しかし時間が経てば慣れてきて友達と一緒に楽しく漕ぐことが出来ました!先輩方も「上手になったね!」と声をかけてくださって、すごく嬉しかったです!!途中で雨が降って来ましたが、スポンジ取りゲームをして楽しみました。カヤックに乗ることは普段できない体験だったのでとてもワクワクしました。

雨の中のカヤック


1日目(午後)

浜に上がって片付けをした後、お昼ご飯を食べました。カヤックでたくさん運動したので、メロンパンがいつも以上に美味しく感じました。
ご飯の後はガイダンスが行われました。ガイダンスでは天気予報の重要性低体温症について学びました。
天気予報は、気温、湿度、干潮・満潮、波、風などをチェックします。また、1つの予報だけを見るのではなく複数見ることが大切です。雨に濡れた体が風に吹かれると体温が下がり体調を崩してしまう時があるため予報を確認し、対策をする必要があります。
低体温症に関して学んだことは、4つの段階があるということです。
1.寒いと感じる
2.体の震え
3.手足が動きにくくなる
4.内蔵等の機能がうまく働かず死に至る
これらを理解しておくと自分自身の体調だけでなく、他の人の体調を確認することができます。
海の活動では絶対に必要な知識であるため、今回学んだことをこれからの活動で活かしていきたいと思います。

ガイダンスを終えた後はテントを設営しました。
これも先輩方が実演して教えてくれました!
1人でテントを張るのは初めてだったけれど、意外と簡単に出来ました!

テント設営

テント設営後、待ちに待った夜ご飯!🍛

バーナーヘッドを使って火をつけ、レトルト食品を温めました。温めている途中に友達とマシュマロを焼いて食べました!ご飯よりも先にマシュマロを食べたことは秘密です🫣雨の中1日中活動し、疲れていたのでご飯がとても美味しかったです!
カヤックに乗ったり、自分で火をつけてご飯を用意したり、テントの中に1人で寝たり、普段できない体験をし、とてもワクワクした1日となりました!

2日目(午前)

この日も午後から風が吹くということで午前中にカヤックの活動を行う予定になりました。それに合わせて7:15には出艇となりました!朝は5:00起きでした。ぐっすり眠れたので5:00起きでも苦痛ではありませんでした!先輩方は私たち受講生より遅く寝たにも関わらず、4:00頃に起きて準備をしてくれていました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ひたむきに頑張る先輩方を見て、私も先輩方のように誰かの為に努力できる人になろうと強く思いました。

朝日

朝ご飯を食べ、カヤックの準備をして予定通り7:15に出艇しました。この日は霧が出ていて空と海の境界が分からないという現象が起きていて、神秘的でした!


2日目はただカヤックに乗るだけではなく、カヤックに乗って干潟のある方まで漕いで行きました。予想より早く着いたので、カヤックで鬼ごっこをしました。先輩はカヤックに乗るのがとても上手で、すぐ捕まってしまいました😅
2日目のプログラムは干潟探索とカヤックで沈した際のグループレスキューセルフレスキューの練習でした。2つのグループに分かれて活動したのですが、私たちのグループは先に干潟へ行きました。干潟では水が結構満ちていました。場所によって水底が砂っぽい所や泥っぽい所があって、身体全身で自然を感じ楽しむことが出来ました。カニがたくさんいて、とても可愛かったです!先輩が貝の種類や魚の種類を教えて下さってとても楽しかったです!

干潟探索

干潟探索の後は、グループレスキュー、セルフレスキューの活動に移りました。

まずレスキューの仕方を先輩方から教わりました。レスキューはかなり力が必要で、仲間のことや自分のことなど多くのことに気をつけなければならないので難しいと感じました。また、レスキューのためにわざと沈するのは不安でした…。しかし、いざやってみると仲間と上手くタイミングを合わせて出来たので嬉しかったです!セルフレスキューは何度も失敗しましたが、先輩が応援してくださったおかげで最後成功しました!!浜に上がった時も、セルフレスキューに成功したと伝えると先輩方が「やるやん!」「すごい!」と声をかけてくださってとても嬉しかったです!

グループレスキュー


2日目(午後)

レスキュー訓練や干潟探索が終わり、カヤックで浜まで戻ったら片付けをおこないました。自分でPFD、スプレースカート、カヤックを洗いました。カヤックは1人では洗えないので友達に協力してもらいました。レスキュー訓練でもそうでしたが、海での活動では仲間との協力が大切であると実感しました。

カヤック片付け


全て片付けを終えた後、昼食をとりました。

自分で水を沸かすところから始め、焼きそばを作りました。焼きそばの塩分が疲れた身体に染み渡ってとても美味しかったです!

昼食後、テントを片付けました。テントが前日の雨で濡れていたので干さなければならず、テントを張る時より片付ける方が大変でした。

テント片付け

全て片付けを終えたら、最後のミーティングが行われました。1分間スピーチでは、みんなそれぞれの感じたことが聞けて面白かったです。みんなで2日間を楽しめたことが何よりも幸せでした!

今回の実習では、自然を全身で感じ楽しむことができました!この2日間は普段の悩みを忘れ、“今”を全力で楽しめた気がします!喜びを互いにシェアして笑い合い、仲間と同じ楽しみを味わうことができました。海、空、風、太陽、全ての自然を身に染みて感じることが出来ました。この2日間で体験した多くの“ワクワク”はかけがえのないものとなりました!そして、何より私たち受講生のために準備をして下さった先生方、先輩方に心から感謝しています。本当にありがとうございました

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