すずかんゼミってどんな場所?卒業生に聞く「すずかんゼミ」のリアル!
ご無沙汰しております!木々の緑が目にしみる今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか。
慶應義塾大学SFC鈴木寛研究会(通称 SFCすずかんゼミ)の広報部です!
今回のインタビューですが2022年3月に卒業された高山泰歌さんにお話を伺ってきました。卒業生ならではの視点はすごく気になるポイントですね!
かなり踏み込んだ質問もしていきますので、皆さん最後まで読んで頂けたら幸いです。
話し手🗣 株式会社ONE NOVA代表取締役 高山泰歌さん (2022卒)
聞き手👂 慶應義塾大学 齋藤賢吾 (広報部,ゼミ1期目)
すずかんゼミはどんな場所だった?
高山 一言で表現すると「登山」です!それぞれがマイプロ(自分のプロジェクト)の山を登っていて、いま何合目かは人によって違います。
仲間がどのように登っているかを常に見ることができて、それがゼミの日常的な風景になっています。山を登っている途中は険しい山道に遭遇することも多々あります。しかし、そんな時にはいつでも相談できる仲間がいます。それぞれの経験を共有しあうことで初めて遭遇する困難も乗り越えていける環境だと感じます。
高山さんのマイプロについて教えてください
高山 中学生の頃から起業したいと考えていて、高校時代に出会った友人とONE NOVAを創業しました。
なぜパンツで起業したかというと、当時エシカルファッションをテーマにビジネスモデルを考察していたのですが、普通の洋服じゃつまらないから「パンツ面白そうじゃん」 みたいな軽いノリで始めました(笑)。あっという間に創業から4年が経ちましたが、まだまだチャレンジしたいことが沢山あるので、これからもONE NOVAの輪を広げるために全力で走ります!
卒業後に感じたすずかんゼミとは?
高山 現在もTAとしてゼミに関わっているのですが、とにかく「楽しい」の一言に尽きます。
すずかんゼミあるあるですが、飲み会でお互いのコンサルが急に始まります。お互い本気で向かい合い、夢中になっていることを共有できることが楽しくてしょうがないです。卒業して社会に出た後に、あの空気感って独特だけど本当に貴重な場所だったと気が付いて、もっとすずかんゼミと関わっていたいと思いました。卒業した後も、この仲間たちだったら10年後にもっと面白いことが出来ると思うので未来が楽しみでしょうがないです。すずかんゼミの同級生が10年後に大きな挑戦をしたら、絶対みんな助けに行く!そんな仲間が集まっていると思います。
すずかん先生との思い出は?
高山 あくまで個人的な意見ですが、先生は山の登り方とか、その山でいいのかなどのヒントを与えて導いてくれる存在でした。
創業二年目に大きな壁にぶつかって上手くいかない時期がありました。そのとき先生に相談したら、「一度止まりなさい」 「今の事業を最悪潰してもいいから一度立ち止まって、相方とちゃんと話し合って、次何やるかをしっかり考えて、答えが出たらまた走ればいいよ」って言ってくれました。その後、立ち止まってみると新たな景色が見えてきて、今までの自分たちはエゴが強く、お客様を無視して作ってしまったと気が付きました。誰に、何のために買ってもらうの?っていう当たり前のことに気が付けたのが大きかったです。あの時の言葉がなかったら、自分はどうなっていたか分からないので先生には本当に感謝しています。
ゼミ生が安心してマイプロで挑戦できるのは、ゼミ生が山から落ちて遭難したら、先生はヘリを出して救出してくれるって信じられるからだと思います。先生の愛を感じたことが一番の思い出です。
入ゼミを考えている後輩に一言
高山 いま熱中していることがあって、自分が熱中していること以外の分野も取り入れて、化学変化を起こしたいと思っている人にオススメです!何を勉強したかより、誰と連んでいたのかがその後の人生で大きな財産になると思いますので、そんな仲間と出会いたい人は是非すずかんゼミに来て下さい!
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🌟SFCすずかんゼミとは
SFCすずかんゼミとは、慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパスを拠点とした卒近代におけるソーシャルプロデューサーの養成を目指すゼミです。鈴木寛教授の元に集った約60人のゼミ生が多様なプロジェクトを遂行しながらPBL(Project Based Learning)を行い、学び合っています。
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