今日のコラージュ 4/23

いま流行りのアマビエで、マスク（覆面）をつくろうかなという下心でつくりました。覆面こんなかんじ。

チリの路上で買った覆面をイメージしてます。
こういう路上の覆面やさん。一枚1000ペソ(300円）くらいでうっている

Facebook Watchから: Clearpixさん

装着図（モデルはとしまるさんとFtarriの鈴木さん）

Twitterで、野尻抱介さんの、「アマビエの特徴あるくちばしは、ペスト医師が日本にながれついたのではないか？」というようなTweetがながれてきたので、

アマビエの正体は漂着したペスト医師だったろう説。 pic.twitter.com/yPTG0vUye1

— 尻P(野尻抱介) (@nojiri_h) March 19, 2020

ペスト医師と人魚を組み合わせて作ってみました。

おなじみアマビエ（絵はつかってません）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%93%E3%82%A8
よく使われてる絵の原本
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00000122#?c=0&m=0&s=0&cv=83&r=0&xywh=-9122%2C-1%2C27756%2C7622

ペスト医師
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%88%E5%8C%BB%E5%B8%AB

でこんな感じのコラージュ。

別バージョン

アマビエの体につかっている背景と人魚の体／髪の毛部分は、谷崎潤一郎の「人魚の嘆き」の扉部分。装画は水島爾保布です
疫病退散は、フリーの毛筆フォント、青柳隷書しも。梵字は、薬師如来の種字です。更に、文字の下に引いているのは、Financial timesのcorona関連記事からヨーロッパの感染地図。。コロナウィルス感染のビジュアライゼーションはいろいろあるし、見やすい物もたくさんありますが、Financial Timesのはデザインが上品で見やすい気がする。

「疫病退散」の文字をいれるところは、もともと「人魚の嘆き」のタイトルがはいっていたのですが、どう処理するか悩んで、最初は疫病退散の御札など探しました

探してみて、疫病退治の妖怪や法師がけっこういるのだなあと判明し、コラージュには使いませんでしたが、勉強になったので以下まとめておきます。詳細はリンク読んでください。
ここにまとめた以外にも、くだんとか神社姫とか（あと最近ヨゲンノトリも）、いろいろあるんですね。

元三大師(角大師)

おみくじ原本とか
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760127/2
上の画像の、中央の梵字の部分研究している人がいました。ネットはなんでもわかるなあ。

不動明王。病魔退散の護符だそうです
https://akafudoumyououin.exblog.jp/27570009/

神虫。災厄・疫病を退散させるとされる虫のようなもの（もの？）とのこと

一行文字をいれるだけのところをやたらと調べて、なんだか勉強になってしまいました。結局御札画像をそのまま使うのは祟られそうな気がしてやめて、フリーの毛筆フォントで作成しました。

なんだかんだで毎日更新しているので、日記というか忘備録のようなものも。日本全員自己隔離、みたいな状態になって1ヶ月ほどたちましたが、今日は歯医者から、来週月曜に予定していた歯科手術ができなくなったとの連絡がありました。滋賀県の歯科医で集団感染がでて、歯科学会から歯を削る治療をしないように、とのおたっしが今朝きたそうです。