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介護職の働き方のヒント⑥~アイデアキャピタル~

介護業界は介護保険制度が出来る前の措置時代が終わり、民間委託が進んだ介護ビジネスの世界でもあります。

アイデアキャピタル発掘現場の宝庫でもあるんです。

はて?


アイデアキャピタルって?

アイデアキャピタルとは(アイデア資本)聞き慣れない言葉かも知れませんね。



アイデアを脳に思いつかせる技術


「25年間、メディアの最前線でヒット番組を生み出してきた伝説の放送作家が伝授する、アイデアや発想力を、もって生まれた才能ではなく、後天的な“ちょっとした技法”で身に付けることができる、画期的な指南書!」

放送作家である安達元一氏
http://www.adachimotoichi.com


共著による一冊から本には
●「アイデアを出すことは才能ではなく、誰にでも身に付けられる技術なのです」
●「ビジネスの世界、企業社会はもとより、教育・研究、自治体・行政などのあらゆる生活の場面で、「オリジナルのアイデアや発想」を持つことが、最大の知的資産となりつつあります。
例えば、アップルのスティーブ・ジョブズは、〜中略(アップルを追い出され再度復帰をもとれられていた件について)〜当時のアップル社経営陣がスティーブ・ジョブズに期待していたのは、彼の個人資産ではありません。
彼が持っていたオリジナルなアイデアを生み出す「発想力」です。
〜中略〜
組織における「第三の資本」として「オリジナルのアイデアを生み出す発想力」が大きな影響力を持っていることを意味しています」

「これを「アイデア・キャピタル(アイデア資本)」と呼んでいます。」
とあります。


介護男子スタディーズと言う企画があり介護は新しい科学であり、とてもクリエイティブな手段だと表現されるように新しい解釈も生まれつつある介護業界にて
http://www.kaigodanshi.jp

介護男子スタディーズ「介護」は新しい科学であり、とてもクリエイティブな仕事です。いま現場で増えている「介護男子」から示唆をうけて、これからの介護を真剣に考えます。

介護男子スタディーズ


「介護は新しい科学であり、とてもクリエイティブな仕事です。
介護に内在するクリエイティビティは、介護の実践だけでなく、広く社会や学問のあり方を変える示唆をも与えてくれます。
介護は、そのとき、その場で行われる一回性のものであり、深い思考力が必要とされ、全体性や対象との対話が重視されます。対象をコントロールし再現可能性を重視する近代科学よりも、むしろその創造性と即興性は芸術の領域に近く、文化人類学者のレヴィ=ストロースが「ブリコラージュ」と呼んだものと重なってくるでしょう。そして、こうした介護を、新しい「科学」として確立していく必要があります。」

似たような提言をされている方で

生活とリハビリ研究所の三好春樹氏と言う方のコメントから

生活とリハビリ研究所

http://rihaken.org/

「介護とはブリコラージュである   
画一的なマニュアルよりブリコラージュ(手作り)、皮相的な科学主義よりアート(芸術)、それがケアの世界だ」

アート…感性に訴えかける事で対象の問題について解決する新しい手法だと示唆されていると言った所だろうか?
本の話に戻すと、
「発想力とは、しかるべき考え方と、簡単なトレーニングによって、誰もがある程度の水準まで到達することが出来る技術・技法なのです。」
「まずは前提となる「十分にプロフェッショナルとして通用する知識やスキル」を身に付ける事が重要なのです。」
とある。

話は変わり仕事中での話だ。

夜勤中そこの職場では夜勤NS(看護師)もおり福祉系の現場資格の介護福祉士より上位資格とされる社会福祉士は相談援助の業務の為
純粋な上位資格ではないよね?と指摘があった。


議論の是非はさてとき


介護職系の国家資格を含めた資格について
様々な介護技術やそれらに関連した資格については必ずしも取得=キャリアアップに繋がらない。
ましてやお金には全く繋がらない事が多い。


長年の介護職として介護福祉士を取得そこから+経験したって転職市場において
労働者が雇い主に対して優位に給与交渉と言うのは中々…。

そうすると自身の介護職の経験から何かしらの商品を産み出し自ら高く買ってくれる顧客へビジネスをする必要がある。

士業と言う言葉があるが、長年介護職の身分で稼ぎたい、ダブルワークを含めた副業や介護職の掛け持ちで働いてきて来た中で得た実感と結論である。

介護福祉士を取ってからと言って稼げない。
そこで一工夫必要となる。

介護職は低賃金と言われる由縁は国家資格取得者レベルのプロとして稼ぐ実感には乏しいぐらいの待遇にしかありつけないと言う現実問題が横たわる。

ある程度稼ぐとなると起業家と言う選択肢も視野に入るだろう。

介護福祉士として、プロとして現場以外にも周辺の介護ビジネスにも自ら取り組んでいく。
個人的には「現場」に身をおきながらも特にスペシャリストとしての顔を打ち出す形で「現場外・保険外、介護サービス」の収益を得られる仕組み、ビジネスを構築したい。


特にスペシャリストの顔
「何々の資格=専門性のある介護福祉士」として自身のキャリアを売り出せたら介護職の低賃金のイメージに一石を投じれるかもしれない。


見も蓋もない話でネガティブな話になってしまうが、

多くの介護系の資格で役に立たない場面と言うと
その資格単体では「稼ぐこと」ができないんです。

勿論やり方次第ではあるんですが
資格を使ってもしくは待遇が保証・地位が確立されているなんて弁護士とか医者を除けばという所が現実だと思います。

逆説的に経営コンサルタントとして成功している人は、ほぼ例外なく中小企業診断士の資格を持っていません。

資格を持っているからといって得られる程度の信用では大きな仕事は取れません。
ビジネスとして稼ぐ際に人間としての信用を得られるかどうかが本質で、そこには資格の有無はあまり関係無い様に思います。


資格を取っても、仕事を頑張っても、自分でお金を稼げるようにはならない。

ここでポジティブな話を持ってくると資格が役に立つ場面と言うのは同じくらい仕事ができる人が2人いて「どっちを昇格させようかな」という場面では、資格を持っている方が有利でしょうし任用資格と言う言葉がある通り法的にその資格を有していないと言った場面では勿論有資格者は重宝されます。

就職・転職の際に資格は「ないよりはあった方が良いもの」ではあるんです。



クリエイティブな要素を絡めた何らかしらの新しい形が次の付加価値として相性が良いのではないかと個人的には思います。

介護ビジネスになって来ている昨今
保険外サービスもにわかに脚光を浴びてきた概念なので、尚更世間一般に認められる感動させるようなサービスでなくてはお金を払ってもらえるビジネスモデルとしては成立しないでしょうね。リンクアンドモチベーション社の小笹芳央氏(おざさよしひさ)が言われていることばに
「アイカンパニー」と言う概念があります。



「アイカンパニー」とは、自分株式会社のことです。
自分自身を1つの株式会社に見立て、その経営者としてアイカンパニーを優良企業や、人気企業に育んでいく。会社に依存することなく、自立的に自らのキャリアを形成していく考え方だそうです。

これまでの会社と個人の関係性は、“会社に自分の人生を預けている”ような「相互依存型」が一般的だったそうです。

その一方で、今、終身雇用制度の衰退を顕著に、会社に自分の人生を預けることにリスクを感じる方々が増えているのもまた事実です。


そのため、個人が様々な働き方や生き方を選択するようになり、それを認める会社も増えてきています。

小笹芳央氏は、この新しい会社と個人の関係性を『相互選択型』と呼んでいるそうです。

この関係性上では、個人は企業に依存するのでなく、自立が求められ、自らの市場価値を常に客観的に捉える必要がでてきます。

自分という会社の価値を最大化するためにどうすれば良いかという考え方をもって、企業選びをすることが重要だと説かれています。

労働者を見ても正社員が減り、社員であった人々は個人事業主として仕事を請け負い、自由な横のつながりを得て、幅広くさまざまな会社、個人と仕事をしていけるようになりつつあります。

しかしながら組織がなくなるというのは、個人の自主性、独立性を持つ自己責任を伴う生き方にならざるを得ないということ。

会社などの組織に属して上司や先輩に過去の経緯や既存の方法を教わり、そのカルチャーに合わせて生きるやり方から、個人としての意識を確立させ、それぞれが違いをより際立たせていくことを世の中が広く認めてやがて潮流となり始める。

社会全体の大きな構造改革が始まるのです。

これは、非常に大変なことで時間や場所から自由になって働けるメリットを享受するのと同時に、組織という後ろ盾を手放す事のデメリットや、社会全体が組織内部で受け継ぎ、保持していた歴史、文化の連続性をどう保つかについても注目が集まっていく事でしょうね。

会社組織そのもの定義も変わって行くかもしれません。


介護青龍について
「 Break through the limit
Inspire Care Consept 」
限界突破
介護の概念を変えろ!!
https://ameblo.jp/kaigoseiryu-2020

日本では急な高齢化と介護保険制度の創設も相まって「介護士」という職業ジャンルが急激に拡大し、 1つのカテゴリーとして確立しました。
しかし、その多くはネガティブな話題で占められています。

「ネガティブな意見に負けない本物のプロフェッショナル」をコンセプトに介護福祉士としての活動と新しいモデルの構築に実現に向けて、又、自身の青春時代のヤンキー時代をバックボーンにカッコ良さの象徴としての意味でも龍をイメージに採用し、自身の事を「介護青龍」の名乗り介護現場のプロフェッシェルとしての意気込みを表現しています。」


「かっこよくありたい」「自分だけのこだわり」
少なからず誰もが心の中にあるはずです。
そんな「かっこいい」「こだわり」を
元ヤン×介護福祉士
ソーシャルヤンキー「介護青龍」
この名前に込めて表現して行きます。

Ameba blog
Inspire Care Consept 介護の概念を変えろ!!

 https://ameblo.jp/kaigoseiryu-2020    

こちらのblogから訂正・加筆したものになります。



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