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介護職の働き方のヒント①~「名称独占資格」~

介護の仕事は誰にでも出来る

このテーマについて考察してみたいと思います。

介護のお仕事の資格についてあげられる特徴に

名称独占資格」と言うのがあります。


名称独占資格とは、資格取得者のみ特定の資格名称
(肩書き)を名乗ることができ、資格を所有していない者が法律に定める特定の名称を名乗ることができない資格の事です。

◎業務独占資格/
有資格者以外が携わることを禁じられている業務を独占的に行うことができる資格
・医師
・歯科医師
・看護師
・薬剤師
・弁護士
・行政書士
・一級建築士
・美容師など

◎名称独占資格/
有資格者以外はその名称を名乗ることが認められていない資格
・保健師
・栄養士、管理栄養士
・公認心理師
・理学療法士
・作業療法士
・介護福祉士
・社会福祉士など

◎設置義務資格 /
特定の事業を行う際に法律で設置が
義務付けられている資格
・衛生管理者
・安全管理者
・通関士
・登録販売者
・管理業務主任者
・貸金業務取扱主任者
・旅行業務取扱管理者
・クリーニング師
・食品衛生管理者
・公害防止管理者など

◎技能検定 /
業務知識や技能などを評価するもの
機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で131職種(※)の試験があります。
参考:文部科学省「国家資格の概要について」

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/014/shiryo/07012608/003.htm



この介護福祉士や他、社会福祉士などにこだわりすぎる事は介護ビジネスの今、名称独占資格の弱さもあり立場は
シュリンク(縮小)的な現象が起きてしまってしまっています。
低賃金なイメージのよどんだ低報酬前面の報道と表面的な安月給の求人では無理もないかもしれません。


どういう事かと言うと先ずは目先の目標として2025年には団塊の世代がすべて75歳に到達し、後期高齢者数がこれまでにないほど増加する見込みの為

厚生労働省は、この予測を早くから懸念しており介護業界の人材確保に向けた施策をすすめてきました。


介護職の処遇改善により離職を防いだり、介護が必要となっても地域で長く住み続けられるような施策をすすめたりと、2025年を意識した働きかけが行われています。


2025年には約38万人もの介護職員が不足すると見込まれる試算が出ているそうで無資格者と有資格者が行う業務を細分化することで、無資格であっても介護業界で働くことができ、人材不足の解消につなげる狙いがあるようですが、実際には介護職に就くことは難しいと言えます。


訪問介護事業所でサービスを提供する場合は介護職員初任者研修修了者等の有資格者でなければ行うことができないという事実があります。


が、コロナ禍に伴う一時的な措置という位置付けで厚労省は訪問介護を任せられる無資格の職員について

以下の2つを要件として設定しています。

○ 他の事業所などで高齢者へのサービス提供に従事したことがある人

○ 利用者へのサービス提供に支障がないと認められる人

以上の通知が出ています。

入所系介護職員・ホームヘルパー不足により無資格・未経験者による従事者の就業のケースへの垣根はますます無くなりつつあります。

(就職後に資格を取らせてくれるケースもあり従事しつつ無資格のままと言うケースはあまり無いかもしれません。)


無資格・未経験者でも就職がしやすい事は人材不足の介護業界としてもチャンスでもあるのでしょう。

大分前から認定介護福祉士の制定、上位資格のルートが整備され


※参考に平成23年時点ではまだ(仮称)でした。


今は認定介護福祉士になるための受講資格と取得方法は、以下の通りとなり


【受験資格】介護福祉士としての実務経験(5年以上)
【取得方法】「認定介護福祉士養成研修Ⅰ類・Ⅱ類」の受講・修了(600時間)

「認定介護福祉士養成研修」を受けるには「介護福祉士ファーストステップ研修」などの受講が必要だそうです。

正式には2015年に資格の認定機構である「一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構」が設立され

一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構

こちらで研修後認定を受けられるようです。

ここでは認定介護福祉士の役割については割愛させて頂きますが、デメリットかもしれない理由として上位資格にこだわっても現状残念ながら、認定介護福祉士は新しい資格で取得人数も少ないため、現状では給料や待遇がよくなったという評判はあまりありません。

その為スペシャリスト・エキスパート分野の道を追及しつつ長く専門職として働き続けるのを難しくしていると思います。

他にも介護キャリア段位認定制度

介護キャリア段位制度について


キャリア段位制度とは、企業や事業所ごとにバラバラに行われている職業能力評価に、「キャリア段位制度」という共通のものさしを導入することで人材育成を目指すとされています。


既存の国家資格制度や研修制度との関係も考慮し、特に、実践的スキルについて重点的に評価するとされ

エントリーレベルからプロレベルまで、7段階でレベル認定(キャリア段位)が行われています。





ただキャリア段位制度が、実際に職員の就業意欲をアップさせたり、離職率の低下につながったりするか否かは不透明な部分もありレベル評価されても、職場内でそれに対応した昇給システムが作られる保証もないことから、制度にどんな意味があるのかという疑問を持つ人もいるだろう。


例外として

東京都では独自で

介護職員の質の向上と定着促進を図るため、平成27年度から「東京都介護職員キャリアパス導入促進事業」を実施、キャリアパスの導入に取り組む介護事業者を支援する独自政策を導入しており全国各地に広がるか今後各自治体も参考にされているかもしれません。

投稿者個人は予算規模が違う為今後も東京都に限るだろうと考えている。





介護青龍について

「 Break through the limit
Inspire Care Consept 」
限界突破
介護の概念を変えろ!!
https://ameblo.jp/kaigoseiryu-2020

日本では急な高齢化と介護保険制度の創設も相まって「介護士」という職業ジャンルが急激に拡大し、 1つのカテゴリーとして確立しました。
しかし、その多くはネガティブな話題で占められています。

「ネガティブな意見に負けない本物のプロフェッショナル」をコンセプトに介護福祉士としての活動と新しいモデルの構築に実現に向けて、又、自身の青春時代のヤンキー時代をバックボーンにカッコ良さの象徴としての意味でも龍をイメージに採用し、自身の事を「介護青龍」の名乗り介護現場のプロフェッシェルとしての意気込みを表現しています。」


「かっこよくありたい」「自分だけのこだわり」
少なからず誰もが心の中にあるはずです。
そんな「かっこいい」「こだわり」を
元ヤン×介護福祉士
ソーシャルヤンキー「介護青龍」
この名前に込めて表現して行きます。

Ameba blog
Inspire Care Consept 介護の概念を変えろ!!

 https://ameblo.jp/kaigoseiryu-2020    

こちらのblogから訂正・加筆したものになります。









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