見出し画像

介護職の働き方のヒント④~介護士と介護福祉士~

介護士と介護福祉士の違いってなに?


介護のお仕事に従事する人を指す名称としてよく目にする介護士と介護福祉士。
「介護士」は介護業務に従事する人の総称で、「介護福祉士」は、そのなかで国家資格を持った人のこと

介護士・介護福祉士とは


介護士とは

「介護士」という呼び方は、介護のお仕事に就いている人を指す、いわば総称のようなものです。

「士」とついていることで、何か特別な資格があると思われるかもしれませんが、「介護士」という資格が存在するわけではありません。

一般的に介護士とは、介護施設で介護のお仕事に従事している人や、訪問介護サービスにおいて身体介護や生活援助などを行うホームヘルパー、または訪問介護員を指すことが多いです。

介護職員、介護スタッフなどと呼ばれることもあります。「介護士」という言葉は、介護従事者全般を指していると思われて介護従事者を総称する表現としては「介護職」が適切だとされています。


介護福祉士とは

「介護福祉士」は、介護分野で唯一の国家資格の名称であり、かつ、介護福祉士国家試験に合格した人だけが名乗れる名称です。

介護士のような総称や、ホームヘルパー(訪問介護員)のように特定の業務を行う人を指す名称とは異なります。

介護士と介護福祉士の違いを表現すると、介護士(介護職)という介護業務従事者全体を指す大きな括りがあり、そのなかに、介護福祉士という「国家資格」を持つ人たちが「介護福祉士」と名乗っている事になります。


介護のお仕事は専門職として発展途上なのだから致し方ないかも知れませんが介護職の呼称について
以前ある会社の社内SNS上の回覧による通知でこんな通知がありました。

「専門職としての意識を全てのスタッフに持ってもらうよう、ヘルパーという呼び方は一切廃止になっています。
「介護士」というふうに呼び名を変えますので即時徹底お願い致します。」

とある
介護職向けのエプロンの広告にも【介護士用】とありました。

「名は体を表す」と言うので世間的に定着している「介護士」の呼称で統一したいのかも知れませんよね。



でも在宅の利用者さんではヘルパーさん

(ホームヘルパー)で定着しているし社内の評判はどうなのだろうか?

ある介護職さんからは
「一般のご家庭だと、介護士よりヘルパーさんって呼ぶほうが定着してるかもしれませんね。
介護福祉士って単語はちょっと長くて、発音しにくいのも普及を妨げている要因の1つだと思います。
介護福祉士って発音するより、介護士って言ったほうが言いやすいですよね。
一般の方は介護福祉士と介護士の違いはよく分からないと思うので、言いやすい介護士のほうが広まるのかなと思っています」
と言った意見も聞かれます。

社会的に職業としての公な正式名称は国家資格名称の
「介護福祉士」のみだが、国家資格以外の資格取得者もいる為「介護士」として統一をはかるのが妥当だろうと言う判断だとも言えます。


そもそも介護福祉士が正式な名称と言う以外に介護福祉士以外の立場の者を指す公的な名称規定も無ければこれだという行政による通達も特に存在しません。

国家資格者でないものは介護の仕事に従事する「士」を取り敢えず当てて介護「士」と表現されるいるのが実情だと言えます。


役所は介護職、介護職員と使用していますが、主にマスメディアは介護士の呼び名を使用し呼び名も運営法人によりケアスタッフ、サービススタッフ、ケアワーカーと漢字からカタカナ名まで多様で乱立しているし役所通りの介護職員、介護職、介護士がベターなのかも知れません。 



またある関係者の意見では
介護職が適切ではないか?と‥。
言った意見も目にしますが個人的にはそこまで生真面目に考えてもと議論は終わらないのでとも思っています。

介護関係者はどこか思想に必ず排他的な部分、本人達には本人達なりの大義名分理想とする正義があるので皆々様に主義・主張があり今後の議論に大いに期待したいところですね。

ところで唯一の国家資格である介護福祉士にも協会があります。

公益財団法人日本介護福祉士介護がそうです。
http://www.jaccw.or.jp/home/index.php

その介護福祉士会は介護士に違和感を持たないのでしょうか?

当の介護福祉士会は、介護福祉士のみの立場なので俗にいう「介護士」国家資格有資格者以外の呼称については特に関心は無いのだろうと思う。

ようやく介護福祉士当人達の専門性や大義名分とは何か明文化する動きになりつつあるのでそれどころじゃないのではないでしょうか?

つまり名称独占資格である「介護福祉士」と言う名称を用いて行う介護とは何であるか?
とどの所当人達も改めて考えると試行錯誤であると言う事実があると言う事なのである。

介護福祉士の専門性


http://www.jaccw.or.jp/fukushishi/senmon.php


 「介護福祉士の専門性」と言われることはよくありますが、その内容についてはっきり示されたものはありませんでした。 日本介護福祉士会では26年度、研修委員会において都道府県介護福祉士会からのご意見をもとに「介護福祉士の専門性」について明文化できるように検討しました。

 介護は生活全般に関わる広範な仕事です。 ところが、多くの人々は『介護』というと、おむつを交換するなどの排せつ介助やベッドから起こすなどの移乗介助、暑い浴室の中で行う入浴介助などをイメージしていると思います。 しかし、介護福祉士が行っているのは、これらの介助も含めた生活全般について、観察などから情報収集して、それらを統合・分析し、どのような課題、ニーズがあるのか発見したうえで、QOLを高めるための介護方法を見出していくことです。 実際にその利用者に最適な介護を実践し、目標達成するためには、介護職員の指導や教育も必要ですし、関係職種との連携やさまざまな面での環境の整備も求められます。 これらができるのは介護職として守るべき倫理や介護実践の原則をよく理解し、介護という仕事のなかで守り、実行できるという前提があります。
 今後も会員の皆様はじめ多くの方のご意見を伺いながら、より良いものにしていきたいと思います。

会HPより


今後も福祉政策の流れの中で名称も変化していくのかも知れません。



介護青龍について

「 Break through the limit
Inspire Care Consept 」
限界突破
介護の概念を変えろ!!
https://ameblo.jp/kaigoseiryu-2020

日本では急な高齢化と介護保険制度の創設も相まって「介護士」という職業ジャンルが急激に拡大し、 1つのカテゴリーとして確立しました。
しかし、その多くはネガティブな話題で占められています。

「ネガティブな意見に負けない本物のプロフェッショナル」をコンセプトに介護福祉士としての活動と新しいモデルの構築に実現に向けて、又、自身の青春時代のヤンキー時代をバックボーンにカッコ良さの象徴としての意味でも龍をイメージに採用し、自身の事を「介護青龍」の名乗り介護現場のプロフェッシェルとしての意気込みを表現しています。」


「かっこよくありたい」「自分だけのこだわり」
少なからず誰もが心の中にあるはずです。
そんな「かっこいい」「こだわり」を
元ヤン×介護福祉士
ソーシャルヤンキー「介護青龍」
この名前に込めて表現して行きます。

Ameba blog
Inspire Care Consept 介護の概念を変えろ!!

 https://ameblo.jp/kaigoseiryu-2020    

こちらのblogから訂正・加筆したものになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?