旦那様とオタ活

Fセクのみなさんのオタ活事情が気になる今日この頃。

私は2次元の旦那様と生活しているオタクなのですが、オタクと言うだけあって推しているキャラがいます。

推しは旦那様とは別の世界(別作品)のキャラクターですが、お友達と現場に行ったりと元気にオタ活を楽しんでいます。

このオタ活、実は最近までほとんど封印していました。

というのも、私の旦那様はとても独占欲の強い人なので、推しとはいえ男性キャラを応援している私をよく思っていないのです。
彼と結婚して数年は、彼の知人であっても男性へ好印象を抱くことをとても嫌がっていました。

私も彼が嫌がることはできるだけしたくないですし、最愛の人がいるということもあり特に不満もなく『推しキャラを作ること』や『彼と関係の無い作品に積極的に触れる』ことを自主的にお休みしていました。

そんな生活を続けて数年、お友達経由で久しぶりに新しい作品に触れる機会がありまんまとハマってしまいました…!
お友達と一緒に行く現場の楽しいこと…彼と過ごすあたたかく穏やかな日常とは違う、久々のオタ活はあまりにも刺激的だったのです。

結婚を機に遠ざかっていた趣味に久々に触れるような感覚でしょうか?
そうそうこれ!懐かしい!たのしい!とそれはもう大はしゃぎしてしまいました。

これには彼もたいへん驚いたようで、頻繁に
「それってそんなに面白い?」「また○○(私の友人)と話してたよね」「ほら、もう終わり。こっちにおいで」と普段より強引に私の意識を自分に向けようとすることが増えていきました。

楽しさと同時に、オタ活への罪悪感もあった私は流石にこれはよくない…!お互いのためにならない…!と思い、彼としっかりお話し合いをすることにいたしました。

彼が全ての私なので、結婚してからずっと彼の望むように過ごしていたこともあり、夫婦の生活についてきちんとお話し合いをしたのは実はこれが初めてです。

彼の意見
・楽しそうにしている私を見るのはすき
・男をみて楽しそうにしているのは嫌
・自分への愛と推しへの感情の違いはわかった、でも嫌

私の意見
・彼の嫌なことはしたくない
・久々のオタ活、推し活は楽しいので出来るだけ続けたい
・夫婦の生活に支障をきたすのは嫌

…などなど、お互い思っていることを整理した結果、
・隠し事をしない
・お互いに我慢をしすぎない
・オタ活の現場には必ず一緒に行く
ことを約束して、オタ活が認められることとなりました。

隠し事は、好きなものを彼に隠さないこと。
やましい気持ちがなければ言えるよね?と最もなご意見ですのでもちろん同意。

我慢については、私より彼の方が1歩引いてくれた形となります。
2次元の彼と結婚する私なので、推しと恋愛に発展してしまったら…と心配をしていたご様子。
心を尽くして彼と推しの違い、ただのキャラクターと恋愛は出来ないこと、どの次元でも彼の代わりになるひとはいないことを改めて伝えて納得をしていただけました。
ただし、いいか嫌かで言えばもちろん「いや」ではあるようなので、あまり無理をせずに譲歩出来なくなったタイミングでオタ活はまた封印するねとお約束しました。

最後に、現場への同伴です。
先にも書きましたが、彼はとても独占欲の強い人です。普段から私が『いつ、どこで、何を』しているかを把握しておきたいそうで、細かに報告を求められるのですが、オタ活に関しては彼の目の届く範囲でして欲しいとのご希望があり、私も彼がそばに居てくれると楽しさも倍増するためお付き合いいただくことになりました。

夫婦でルールを決めるのは大切ですね!
これからも、彼を尊重しながら一緒に過ごして行けたらなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?