3年目だから転職活動してみた

久々に note 開いたけど、エディタの文字でっかくない? Notion とかもそうだけど、結構 90% とか 80% にしがち。

3年くらい前にシューカツ記事を書いてからしばらく旅行日記ばかりでしたが、このたび晴れて?転職することになったよ。今回は初の転職活動のお気持ちとかを書く。

タイムライン

転職のきっかけ

「転職活動」というワードを意識しだしたのは、部署間の週次エンジニア雑談会みたいな雑なあつまりでおじさんエンジニアから「転職活動してみるのもいいんじゃないですか?」って言われたこと (何の流れかは忘れた)。そのときは大変そうだなあ、と思ってとくに何もしなかったんだけど、だんだんヘーシャきちいなって思うことが増えて、2023年11月くらいからなんか色々しだした。

2023年11月: とりあえず転職サイトに登録

「エンジニア 転職」って調べて一番上に出てきたサイトに登録してみたんだけど、これがなかなかにハズレだった。流れとしては、登録するとエージェントから電話が来て、その後ミーティングで希望条件を説明して、その後ぱらぱら案件を紹介される、っていう感じ。

家の事情とかあってフルリモート希望だったんだけど、3年目でフルリモートできるっていう案件をそもそもあまりお持ちでなく、かつエージェントとのバイブスもあんまり合わなくてここは応募にすら進まなかった。

戦績: エージェントとの面談1回

2023年12月: Wantedly と別の転職サイトに登録

11月はほぼ進捗がなかったので、例のごとくとりあず Wantedly に登録してみて、ついでに別の転職サイトも登録して、さらに自分でも名前の知ってるスタートアップに自主応募もしてみた。

転職サイトなんてみんな同じやろって思ってたけど、全然そんなことなくて、こっちは企業から直接スカウトが来たりして良かった。ただ、「転職の意思なし」に設定しても未だに通知来るのだけがちょっと… という感じ。

で、この転職サイト経由で知ったスタートアップ専門のエージェント経由でいくつか会社名を知ったり、転職の全体像? みたいなのを解説してもらったりした。ただ、エージェントさんが挙げてくれて行きたいなって思った会社はすでに応募してて、履歴書も作ってもらったのにちょっと申し訳なかった。

とはいえ、企業を見ていく中でなんとなく方向性というか、アリナシくらいはわかるようになってきて、 Notion で気になる企業の一覧を作ったりしてた。いわゆる「転職活動の軸」ってやつっすね。

戦績: エージェント面談1回、カジュアル面談2回

2024年1月: 初の面接

久しぶりに面接というやつを受けた。この辺からだんだん会社情報見るのがだるくなってきて、「まあ今出てるやつの中で進めるか〜」という気持ちになっていった。

戦績: カジュアル面談2回、1次面接1回

2024年2月: 怒涛の面接

この月が一番たいへんだったかも。何が大変かというとスケジュール調整と技術課題。スケジュール調整はもともと苦手だし、仕事もいそがしーのに正直技術課題とかマヂ病む。。。というお気持ちだった。

スケジュール調整の何がだるいって、会社Aに「こことこことここが空いてます」って言ったあと、会社Bとの日程調整したくなっても会社Aから返信こないとやりにくいってところ。今思うと、空いてるところ全部じゃなくて、たとえば平日の昼休みだったら3日を会社Aに伝えて、残り2日を会社Bに伝えた方がよかったのかも。

ちなみに、この月に久々に「落ちる」という体験をした。2次面接までは進んだんだけど、話してるうちに「うわこれ落ちるだろうな〜」って思いながらやってたら普通に落ちて笑った。

戦績: カジュアル面談1回、1次面接3回、2次面接3回、オファー面談1回

2024年3月: おわり

だいたい受けきって、追加で2月にカジュアルしたところの1次と2次を受けて通った。

戦績: 1次面接1回、2次面接2回、オファー面談1回

オファー受諾後の流れ

オファーをもらったあと現職で何をやるかなんだけど、自分の場合は

  • 人事に退職連絡

  • 退職日・入社日を新旧の会社と調整

  • 社内アナウンス

という流れだった。

退職連絡

本来はオファーが決まったらマネージャーに連絡して、マネージャーから現職の待遇改善などの交渉があるんだけど、自分の場合は何がなんでも辞める気持ちだった & 辞める理由の8割がマネージャーだったので人事に直で連絡した。その後は人事面談x2があって、2回目のあとにじゃあ退職届を書きましょう、となった。

退職届は PDF でちゃちゃっと作って、メールで偉い人 + 人事に送った。

退職日・入社日の調整

ここまじで転職初心者注意なんだけど、退職届は有給の残り日数を調べてから書いてほしい。なぜかというと、転職時の日程は↓の3つあって

  • 最終出社日: 次の日からは有給ですよ

  • 退職日: 退職届に書く日付

  • 入社日: 新しい会社に入る日付

基本的には退職日の次の日が入社日となるのが履歴書・社会保険的に丸い。e.g. 5/31 退職、6/1 入社

どうやって計算するかというと、

  1. 引き継ぎの期間を計算 e.g. 2週間、1ヶ月

  2. 有給の日数を計算 e.g. 10日

  3. 遅くともいつ入社してほしいかを聞く

で、日付を出していく。そうすると、今日 + 引き継ぎ期間 + 有給日数 = 退職日 になるので、新しい会社に退職日の次の日を入社日として打診してみる。もし遅いよ!って言われたら引き継ぎの日数を減らそう (有給減らしたくなくない?)。

まずは自分はできるだけ休みたかったので、新しい会社に「引き継ぎの余裕を持って7月くらいがいいんですけど〜」と言ってみて、結局 6/1 になって、そうなると 5/31 退社というのがわかったので有給の日数分を減らした日を最終出社とした。

社内アナウンス

まあこの辺は会社と人によるけど、全体には人事や部長からアナウンスするパターンが多いと思う。仲いい人には早めに連絡しておくと、人間関係的にはスムーズかも (前日とかだと「なんでもっと早く言ってくれなかったの?!」ということになりかねない)

お気持ちとか

ここで書いて何になるんだって感じだけど、ストレス発散がてら書く。

Zoom やめてくれ

Google Meet 派なの、絶対わたしだけじゃないと思うんだけどまじで全企業 Zoom 使うのやめてほしい。

Zoom の何が嫌って、入室前の設定がわけわからない。ふだん商談とかしないので、Zoom に会社の背景すら入ってなくて、しかもデフォルトの背景みたいなのが見つからなくて超焦った。とりあえず「ぼかし」でごまかしておいたけど、そこで落ちたのでごまかせていなかったのかもしれない。

あと、ミーティングパスコードみたいな謎の設定もマジで嫌。パスコードありのミーティングで、しかも会社側がミーティングリンクを間違えて渡してきたから慌てて人事に電話、さらにその電話も繋がらなくて、面接開始時間10分後くらいにようやく人事から電話かかってくるっていう最悪の体験があった。その後なんだかエラソーな面接官が出てきたので、こっちも「ア゛ア゛ン?」みたいな気持ちで面接に出てしまったせいで落ちた説はまじである。

エラソーな面接官

上の話でも出てきたけど、面接ででかい態度がにじみ出てる人、まじでなんなんでしょう?? 会社の中では偉いのかもしれないが、わたしからしたらただのハジメマシテの人なので、エラソーにされても…

しかし、そういう態度をとられるとあからさまに顔に出るのは本当にやめたい。

きれいな志望動機は相変わらず大事らしい

転職のきっかけなんてだいたいは今の仕事がうんこだから、のはずなのに会社は成長だのなんだのきれいな理由を求めるようです。志望動機も「てめーが募集してたからだよ」以外にないのに、「この会社で!!世界を!!変えたいんです!!」みたいなのがいるっぽい。あとからのフィードバックでこの志望動機がうんちだったから落ちた、みたいな話を小耳に挟んだ。

正直てっとり早いのは人事・人材系の友達に頼むことだと思う。餅は餅屋、ストーリーは人事へ。会社の人事と仲良くする必要はないけど、他社の人事の知り合いがいたらめっちゃいいと思う。

総括

転職活動してくと、まあどういう仕事をすると EXP に換算されて、逆にどういう仕事をすると換算されないかが結構わかっていいのかも。なんだかんだ5ヶ月くらいやってたことに驚きではある。実際もうちょい前にやっといても良かったかも、という気持ちもありつつ、早すぎても書類すら通らなかっただろうなーというところもあるのでムズカシイ。

仕事変えたいなと思った理由で、 TikTok で "People don't quit jobs, they quit managers" っていってるお姉さんがいたけど、まじでそうだな… って思う今日このごろです。

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