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2024年5月 出雲参り兼車旅行

※今回から諸事情により、「車中泊」ではなく「車旅行」となりました(主に体力)

なんだかんだ毎年やっていた、車で全国を回りつつ出雲大社にお参りに行こう旅行を今年もやってきた。有給消化中というスター状態だったので、旅程は「だいたい7日間」「どこかで出雲大社にいく」というだいぶゆるい感じで組まれた。

1日目 東京〜名古屋

初日は東京を出たあと、名古屋のばーちゃんの家にいった。午前中は各々用事があったりしたので、名古屋くらいがちょうど良さそうな距離→じゃあばーちゃんち泊まろう、となった。

15時くらいに東京を出て海老名で詰まることもなく(最高)だいたい5hくらいで家についたものの、ばーちゃんはもうパジャマを着てて「やっぱ寝るの早えな」と思った。そんな中、風呂をわかしてくれたり夕飯を出してくれたりしたのでマジ感謝。コンビニ飯が多がちなので、煮物があるとテンション上がる。

ばーちゃんは次の日の10:00すぎから予定があるとのことで、チェックアウトは10:00になったけど、前日までの夜型生活を引き継いで2:00すぎまで起きてた。

2日目 名古屋〜福山(広島県)

Google Maps のタイムライン見て「ほんまか?」ってなったけどほんまにそれくらい移動してた。

龍鎮神社@奈良県

最初の観光スポットは名古屋から2hくらいの奈良県にある龍鎮神社だった。渓谷の中にある神社で、ちらほら人もいた。

駐車場が用意されているわけではないので、、みんな道端のふくらんだところに車を停めていた。3台くらいしか停める場所がないので繁忙期どうしてるかは謎。

渓谷の入り口は川の橋を渡るとすぐで、神社の鳥居は入り口を少し歩くと見つかる。とはいえそこにあるのはお賽銭箱で、本殿的なものは川の対岸にあった。

駐車場所からはこんなかんじに見える
渓谷
ゆるい坂をおりて神社の入り口
対岸の本殿?的な?
渓谷はこんな感じ

長谷寺@奈良県

龍鎮神社にお参りしたあとは、30分ほど移動して今度は長谷寺という同じく奈良県にあるところに着いた。有名なお寺らしくて、門前町的な商店街があったし、駐車場もいくつかあった。

この長谷寺はとにかく階段がやばくて、この日の体力の8割はここで使った気がする。

この辺で一回つかれる

お寺も階段に負けず広くて、立派な仏像とか阿弥陀像とか清水寺にあるような舞台もあって、本殿以外のお参りポイントもたくさんあった。

とりま山
舞台のとこから見下ろした景色
どこかの誰かの落書き
亀のいる池

寺を出ると、門前町にはマカロンとかおしゃれ目なものを売ってる店も、「新しい店には負けません!」的な張り紙をしてる老舗っぽい店もあったて、うちらは後者の店で草餅を買った。店主が「いや〜他の店も行っていただければわかるんですけどね〜そんな食べれませんよね〜」って言ってておもしろかった。オフシーズンなのでどこもあんまり人はいないものの、閑古鳥ってほどではなかった。

大神神社@奈良県

日本最古の神社ということで行ってみた。ここもそこそこ広くて、駐車場から5分以上歩いてやっと拝殿にいけた。

奥に鳥居

ここは長谷寺ほどじゃないけどまわりにお店はあって、なんなら数人の列ができてるお店もあった。

15時ごろに大神神社を出たあとはそのまま SA に寄りながら6hほど車を飛ばして、21時すぎに福山の宿にチェックインした。

3日目 福山〜阿蘇(熊本県)

大山祇神社@愛媛県

10時すぎに宿を出て、しまなみ海道を乗って愛媛に向かった。しまなみ海道は初めてか2回目の通過で、しかも1mmも混んでなかったのでとても楽しかった。

ここではめずらしいことにトイレの神様の御札があったので、いただいていった。あとちかくの SA でみかんx自転車のシールも買った。

すぐ狛犬をとる

神社を出たあとはまたしまなみ海道に乗って本州に戻った。

運転席から
よくある写真
変な岩

宮島/厳島神社@広島県

1時間半くらい運転したあと、宮島に着いた。平日なので駐車場は随意の場所に停められてフェリーもタイミング良くすぐ乗れたんだけど、島についたらありえんほど観光客でごった返していた。外国人が多かったので、たしかに平日とか関係ないよなってなった。

ちょうど干潮で、大鳥居の周りにも人が結構いた。

フェリーから
なにかを見つめる鹿
大鳥居
ここの狛犬、尻尾が多い
ここで写真撮る人多いよね

商店街も結構混んでたものの、時間もあって並ばずにお好み焼きの店に入れた。並ぶどころか客が来てるか心配になる牡蠣屋もあって、もしかして観光客あんまり牡蠣好きじゃないのかなとも思ったりした。もみじ焼きは買ったけど、フェリーで宣伝してる「ころころ紅葉」みたいなのは「買おうかな」と思いながら島に向かって、いざ店の前にいくと「好きな味ねえな」ってなるのを毎回やってる気がする。

宮島のあとは、一気に4,5時間車を飛ばして阿蘇まで向かった。

湯巡追荘(ゆめおいそう)@熊本県

この日泊まった宿がめっちゃ良かったのでちょっと書く。良かったポイントは家族風呂が事前予約なしに入れたとこと、朝食ビュッフェが胃に優しい系だったことの2つで、朝食は「お前の好きそうなやつ」と聞いていたのでいつもは睡眠 >>> 朝食なのに早起きして行った。前評判の通り、だご汁とか煮物とかがあってヒジョウに満足だった。

入口こんなん
入口の前の池にいる鯉

4日目 熊本&大分

高千穂神社&高千穂峡@宮崎県

ビュッフェ後に二度寝をしたあと、チェックアウトギリギリに宿を出て、まずは定番の高千穂に向かった。まずは高千穂神社にご挨拶して、そのあと高千穂峡で涼むルートにした。

ここの狛犬は子犬がいるのがポイント

高千穂峡の方は初めて行く場所のつもりだったけど、到着したら既視感があっておそらく初めてではなかったと思う。オフシーズンだし貸しボート乗れるかなと思ったけど、4時間待ちとのことで迷わずやめた。

めっちゃボートたまってる
それなりにワイワイ

ほんとは併設のミニ水族館みたいなのも行きたかったが、残念ながら休館日だった。かわりに鯉(でかい)に餌やりができたので満足。鯉以外にもマス?フナ?とか、なんとかザメもいた。

餌やりをした
鴨がいた
すごい岩

阿蘇ドライブ

(なんとなく写真置き場のセクション)

ここ以外にもツバメの巣とか雛とか結構みた。子育てシーズン?

幣立神宮(へいだてじんぐう)@熊本県

ここも階段えぐい系の神社だった。

しねる

草千里展望所@熊本県

「馬が見える」という理由で行きたかった場所で、望み通り馬もいたし、牛もいた。展望所という名前だけど、雰囲気は SA に近くてお店もカフェから土産屋まで充実していた。人気スポットなのか、スーツ来たおじさんもカップルもいた。

ショップ群の向かいは一面の草原で、放牧されてる牛馬も見れるし、丘にのぼるといい感じの景色が見える。

景色もいい

阿蘇神社@熊本県

出雲大社と並んでほぼ毎年行ってる神社。着いたのが16時くらいだったので、すでに商店街のお店はほぼほぼ閉まってた。なんだか毎回夕方にこの辺に来ている気がする。

かじか庵@大分県

この日は旅の中日で疲れていたので、18:30 という早めの時間に宿に着いてゆっくりすることにした。ついたらとりあえず爆睡して、2-3h後に起きてコインランドリーで洗濯を回しつつ、コンビニに買い出しにいった。コンビニにお兄さんが「豚汁バリ熱いんで、気を付けてください!」って言ってくれて良かった。方言いいよね。

5日目 大分〜出雲

天神

ここは観光というより相方の仕事関連で、待ってる間暇だったので天神(実は初めて)をぶらぶらして、 PARCO で買い物したりゲーセンで 100円スッたりしていた。

このあとはそのまま出雲に向かって車を飛ばした。

6日目 出雲〜京都

出雲大社@島根県

毎年行ってるし毎回の車旅のゴールでもある。なぜか早起きしてしまったので 9:00ごろについたら、まじで人がいなかった。出店はしゃもじ売ってるお店しか出てなくて、いつものりんご飴とか売ってるお店はなかった。

このしめ縄、5t以上あるらしい

お土産屋さんも通り沿いはほぼ閉まってたけど、神社の目の前の横丁的なところは早くから空いてるので、10時前についたらここがおすすめ。推しのお土産屋さんとかでお土産を買ったり割子そばの店に行ったりして楽しかった。

おすすめ↓


宍道湖自然館ゴビウス@島根県

余談なんだけど、この辺からアマプラの Hazbin Hotel というアメリカアニメを車内で見始めて、めちゃくちゃ良くて車内で完走した。パンストとかパワパフが好きな人に特におすすめ。最初は日本語吹替で見てたけど、やっぱり元の音声の方がアクセントの違いも出てるし、ついでに Vaggie の声が Brooklyn 99 の人なことにも気づけたので良かった。

島根に話を戻すと、水族館が好きなのでちょうど近くにあった「ゴビウス」って水族館に行ってみた。ちょうど幼稚園生の遠足組もいて癒やしだった。

正直「自然館」という名前から「フグが見れたらいいな〜」程度の期待だったんだけど、建物はきれいだし展示も多かったしめっちゃ良かった。ちなみに Gobius はハゼとかの学名で、このキャラはゴビィくんというらしい。

すごい目力
首を伸ばすすっぽん
下から見た…ハゼ…?
仲良すぎちゃう
ホタテウミヘビ (唯一名前を覚えた)
噂のフグ
めちゃ重なってるけど大丈夫そ?
ナマズパイセン
実はハゼだかヨシノボリが何匹か隠れてる

水族館の説明文とか読むんだけど、出たころにはすべて忘れているので一生魚の名前が覚えられない。今回も覚えたのはホタテウミヘビだけで、あとはタナゴっていう川魚がいるとかハゼと似たヨシノボリがいるってことくらいしか覚えてない。

タコあし CAFE@兵庫

なんとなく明石焼きというワードが出たので、ゴビウスのあとは兵庫に向かった。運転しながら思ったけど、全国車旅行の中で一番きついのはこの中国地方の横断かもしれない。帰りは山陰を通ったんだけど、1車線ゾーンが多いから思ったより進まないし、PA/SA もほぼないのでトイレも飲み物も大変。

選ばれた明石焼きのお店は星の数が一番多かった、タコあし CAFE というお店だった。明石焼きってただたこ焼きを出汁に入れたやつだと思ってたんだけど、卵という差分があるのをここで初めて知った。

うちらはシンプル明石焼きにしたけど、アラカルトとかカフェ的なメニューもあったし、店内もきれいなのでおすすめ。ただ、おっちゃんがやっててたこ焼き器の中でくるくるしつつ「ハイヨー!」とか言っているのを期待している場合は合わないかも。

明石のあとは最後の行きたいスポットのある京都に向かって、そのまま宿に入った。

SPA&HOTEL水春@京都

スーパー温泉にホテルがついた、日帰り温泉も宿泊もできるタイプの施設でここも note 入りを果たす宿となった。とくによかったのが漫画コーナーで、昔から読もうと思ってた「当て屋の椿」が各種マッサージ器具とともに置いてあった。夜は疲れて日付が変わる手前で部屋に戻ったものの、続きが読みたすぎて7時台に起きるという偉業をなしとげた。結局17巻全部は読めなかったので、続きを Kindle で読んでしまった。

マッサージも受けられたら良かったんだけど、着いたのが結構遅かったのでその日の予約はもう埋まってた。だいたいスパ銭とか宿につきがちで良くあることなので、あまり落胆せず帰ってから近所のマッサージ屋さんのお世話になることにした。

7日目 京都〜東京

出雲大神宮@京都

後から調べたんだけど、出雲大神宮は「日本一の縁結び神社」ということらしい。確かに中には観光客向けの設備というか、ありがたい湧き水とかいろいろあった。七福神めぐりの巡路とかもあったんだけど、HP が低めだったので今回は行かなかった。

社務所では足腰のお守りという珍しいやつがあったので、ばーちゃん用に買っていった。京都の帰り寄って渡したらすっごい喜んでくれて良かった。

早起きしたおかげで出雲大神宮を出たのはまだ午前中だったけど、旅にもだいぶ満足したのでこの辺で帰路につくことにした。途中でガソリンが1目盛りを切るという大事態があったものの、3km先の SA で無事給油できて、今回も無事故で帰れた。

感想

今回の旅は有給のおかげで今回は一度も渋滞にはまらず帰れて最高だった。たしかに賑やかな方が観光地っぽくていい感じもするけど、駐車場がないストレスとかトイレに行きたいときに渋滞にハマるストレスを考えると、やっぱり平日の旅しか勝たんなと思った。

シンプルに時間も短縮されてて、いつもと同じ分量の観光をしつつ1-2日早く帰れた気がする。あとは、旅行中に地味に一度も腹を壊さずに済んだのも嬉しいポイントで、旅行の割に野菜を摂取していたからかもしれないし、渋滞のストレスがなかったからかもしれない。

そんなこともあり、来年の GW は果たして出かけているのか、それともその後に向けて仕事しているのかはまだ謎。





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