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格ゲーガチ初心者が見た格ゲーの世界

こんにちは、あるいはこんばんは。「格ゲーガチ初心者」です。ななせと申します。無い知恵を絞っても出ないので特に有益な情報なんかは書けませんが格ゲー初心者が格ゲー(GGST)やってみて数ヶ月の感想を雑に書いていくだけです。どうやら格ゲーやったことない人が今頃格ゲーに手を出すのは結構な絶滅危惧種らしいのでこれから始めようかな…なんて人がこれを読んでふーんっておもっていただければ幸いです。


私の話

いきなり自分語りかよと思われそうですが軽く私のスペックを書いていきます。

・ゲーム歴十数年
・オンラインゲーム約歴7年(主にというかほぼFPS)
・もちろん格ゲーは触ったことがない

こんな人はゴロゴロいると思います。ありきたりで普通のゲームやってる人。そんな私が未知の世界である格ゲーを始めようと思ったきっかけ。

みんなめちゃくちゃ顔がいい!

普段からインターネットの海を漂いTwitter芸人をしながらYoutubeやらTwitchを徘徊していた私がある日であったのはなぜかおすすめされてきたGGSTのオープニング映像。めちゃくちゃかっこいいじゃん!!これ何?絶対買うわ!!と思いました。当然これが格ゲーだと言うことも知るのはまだ先の話。

最初の戸惑い

そんなあっさり釣られてしまった私。しかし調べてみれば格ゲーということが判明。専らFPSばかりやっていた私がオンライン格ゲー?やったことないジャンルじゃん…しかもこれランク付くやつだよね…?

ランクシステムという恐怖

最初に書いた通り私は格ゲーをやったことがないです。そして何より「ランク」というシステムに激しい恐怖感を抱いています。
それは数年前に1度だけFPSでランクマッチに参加した時の話。某FPSでなんとなく1人でランクマッチに潜りました。本当に軽い気持ちで。まあ伊達にやってないし余程下手くそじゃない限りとんでもない評価はされないだろうという気持ちでした。
しかし数回認定マッチをこなし表示されたのは最低ランクのブロンズ。そこそこ遊んでいて結構使っていたキャラクターに出された最低ランクのブロンズだけにとてつもないショックを受けました。私ってこんなに下手くそだったの…?としばらく呆然とショックを受けていました。それ以来私は「自分の実力が数値化される」ということに恐怖を覚え、友人とやるのはお遊びのカジュアルのみになりました。たかがゲームで、そんなに本気になる必要なんて、別にランクが全てじゃない。そんな気持ちでいっぱいでした。何よりお前は下手くそだというのを数字で見せつけられるのが苦痛だったから。

ランクアレルギーがGGSTを買うまで

格ゲーってランクが付くものじゃん。てかそれがメインじゃん。
動画を見た時の勢いはどこへ行ったのでしょう。あっという間に買う気がなくなりました。もちろんCOM専やストーリーを楽しむだけでもGGSTはとても楽しいと思います。でもメインはおそらくランクマッチでしょう。
しかし私にとって「ゲームは楽しいもの」でありたい。「ゲーム」を嫌いになりたくない。画面いっぱいに表示された最低のブロンズ評価。あれを何度も経験するくらいならやらない。そっとAmazonの欲しいものリストからGGSTを消し、これからもフレンドとたまにカジュアルすればいいじゃん。だってゲームは「楽しい」んだから。



だって好きなんだもん!!!!!!

本当に君が好き


それだけです。消したはずのAmazonリストから再びGGSTをポチッた理由。悩みに悩み抜いてAmazonのリストから消しても無神経にコンボ動画や初心者向け講座動画をおすすめしてくるYoutube。もう忘れようって言ったじゃん!買わないって決めたじゃん!しかし動画再生に伸びる手は止まりませんでした。だってかっこいいから。
余談ですがGGSTユーザーはキャラ愛から始める人が割と多いようで私がレアなケースではないようです。
私の愛が異常では無いみたいです。



オタクってチョロいもんね


そんなこんなであっさりビジュアルに陥落し始めてしまいました格ゲー。とりあえず1人でやるのは辛いと感じたのでまずはフレンド探しから始めるか〜なんて思っていた時現在お邪魔しているガチマジ初心者サーバーの管理人さんからお声を掛けていただいて皆様ご存知の通りスーパー快適な環境でプレイさせて頂いております。ここから私の劇的なサクセスストーリーが始まるわけてもなくここからがようやく初めて格ゲーを始めた人の格ゲーについての驚きと感謝に関する話です。


①周りの人たち

今まで私がプレイしてきたのはFPS、複数人の仲間と複数人の敵で戦うものです。その性質とランクマッチアレルギーにより自分自身の実力と向き合うことが嫌になっていた私は「今のはしょうがなかったよ」、「今の当たり判定おかしいね」なんて笑いながらプレイしていました。
しかし格ゲーは異なります。1対1。責任を擦り付ける味方がいません。嫌でも自分の実力と向き合うことになります。「初心者」という免罪符に甘えながら優しい先生たちに色々なことを教えて頂いてコソコソ練習をする日々です。PVPで勝ったことがあるのは片手で数えられるほど、しかもお遊びの試合です。でもキャラクターが好きだから。それだけで負けるという痛みがかなり和らいでいると思います。ここまで自分がひたすら甘えているエピソードしか書いていませんが他のユーザーは違います。サーバー内で先生にロール分けされる天上(ランク内における最高位置)クラスから上、中級者が比喩ではなく毎日のようにサーバーや個人でアクティブに活動し毎日のようにランク上がった報告のスレッド通知が来ます。修行僧のようだと思いました。ぶっちゃけ焦っている。

②環境の大切さ

今までひと握りのクローズドなフレンドとダラダラ話しながら漫然とプレイしていた私は格ゲー以前に自分の実力と向き合うことへの機会や耐性がありません。そんな私を支えてくれているのが今のガチマジ初心者サーバーだと思います。頑張っている仲間がいる、下手くそでも投げずに優しく教えてくれる先生がいる。それだけで私の意識はかなり変わったと思います。これは①に繋がり私の意識が変わるほどの環境を提供してくださる管理人さんには頭が上がりません。

③苦しみから逃れる方法

かなり格ゲーからは話が逸れます。以前心の先生から苦しみから逃れるにはどうしたらいいか聞いたことがありました。先生から教えてもらったことは「自分が変わること」、「周りの人間を変える」、「逃げ出してもいいこと」。この3つを教わりました。
自分が変わること、これは1番手っ取り早くて1番難しい。苦しみの原因は様々だけどそれとの向き合い方を変えること、つまり自分の意識を変えること。
周りの人間を変えること、これが1番オススメだと言われました。簡単に言えば嫌な人とは関わらない。
最後は逃げ出してもいいこと。自分を労り愛し慈しむ余裕がなければどこに行っても誰と関わっても苦しい。だから嫌なことを投げ出して逃げてもいいこと。でもそれは時間に委ねることであり時間が解決してくれることもあれば全てを投げ出した先には何も無いことがある。それを覚悟して逃げ出すこと。だからこれは本当に最後の手段であると教わりました。


長くなりましたがガチマジ初心者サーバーには自分を支えてくれる先生や仲間がいる、そんな仲間に引っ張られて自分のランクへの意識が変わりつつあること。知らぬ間に苦しみを和らげてくれる「場所」が存在する。そこさえ見つけられれば傷は浅くて済むこと。それだけで私はここまでやってこれたと思います。成長して先生に喜んでほしい、はやく私も仲間に追いつきたい。そして何より大好きなキャラクターをかっこよく動かして勝ちたい。GGST買ってよかった、なんならもっと早く買えばよかったとさえ今では思います。


最後に

ここまでお付き合いありがとうございました。私が思ったことを書いたら誰かが読んでくれるかも!私がハードル下げたらもっと文才のある人書いてくれるかも!なんてめちゃくちゃ浅い気持ちで投稿しているのでなんのためにもならないかもしれません。でも最後にひとつだけ「嫌なら逃げ出したっていい」。これから始めようとしている人に送るには相応しくない言葉かもしれません。私は幸いにも恵まれた環境でここまで続けられています。今後も続けていきたいです。しかしそれを絶対保証出来るわけではありません。どこかで挫けてコントローラーを投げる日が絶対来ないとは言えません。それは私に限らずこれから始めようと思っている人にも言えることです。逃げ出したっていいんです。しかしそれで格ゲーが上手くなることは絶対に100%ありません。でもゲームでストレスや苦痛を感じながら続ける義務はありません。嫌なら逃げちゃえばいいんです。楽しみ方は人それぞれ、何が楽しいかも人それぞれ、何を選択するかは貴方の自由。格ゲーだから、初心者だからと言って自分のキャパシティ以上に苦しむ必要はありません。結局何が言いたいかと言うと嫌ならやめちゃえばいいんです。もっと気楽に、自分に出来る範囲で頑張ればいいんです。
ここまで書きながら本当に初心者に向けた言葉でいいのだろうかなんて思っています。そんな薄い人間からの浅い言葉だとなんとなく思ってくれれば幸いです。
最後までお付き合いありがとうございました。
貴方のよりよいゲームライフを祈っております。

































もうナーフしないで…