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蘭も倒れたバスルーム(後編)

 東京は本格的に梅雨になっちゃいましたね。弱い雨と強い雨が不定期にやってくるのが梅雨っぽく感じます。ボクはどうも天気には強いようで、旅行先では晴れはしなくても雨が比較的降らないハレオトコ。でもさすがに今日はしっかり降られてしまいました😵少しジュクジュクでお仕事せざるを得ません。一緒に活動してる友人は「夏は靴下は履かない」とサンダル姿。でも素足だと冷えるし、この時期なかなか移動も仕事も快適とはいかないモノです。
 「シティーハンター」第1話アフレコは1987年3月初旬でした。場所は当時の渋谷APUスタジオ。渋谷警察の横を六本木方面へ坂を上ります。この日から四季を通じてこの坂を毎週上り下りすることになります。その直前のカッティングという作業で初めて動く映像を見たのですが、よくもまあこの期間でここまでできるもんだな、という感想を覚えています。そしてその映像を使ってアフレコ作業スタートです。当時は確かビデオテープで映像を再生しながら絵に合わせて音声トラックに収録する形。
 スタジオで神谷明さんにお会いしたのはオーディションから2度目なのですが、実は偶然数ヶ月前の年末に有楽町線麹町駅のホームでお見かけしてたのです。TVでもよく拝見してた人気タレントなのになぜ地下鉄?なんて思いながら、もちろん声などかけられるはずもなく。そんなお話をしたら「ああ、事務所が近くにあったからね」なんてあっけらかんと。神谷さんとの距離が最初からグッと近くなってくれた気がして嬉しかったです。
 第1話にはまだ香は出ていないのですが、伊倉一恵さんもスタジオに来てもらい、とにかく少し出演してもらいました。ああこーゆー風に演じるチームが作られていくんだ、なんて感じながら音響監督・浦上靖夫さんの采配を追いかけます。槇村役の田中秀幸さんもそして最初の美人ゲスト菜摘役・藤田淑子さんにも会ったのはここが初めてでした。
 そして冴羽獠第1話最後のセリフ「あいつはおたくが手を汚すほどの値打ちもない、だからこそ俺のような男がいるのさ」ここに「GET WILD」イントロかかってくることがわかっていたので、かなり何度か録りなおしてもらってました。それは何度も聞いてますが未だに聞くと胸が熱くなるものがあります。
 写真は新聞のTV欄、本日土曜日夕方5時30分放送予定「ハクション大魔王2020 壺の中からアハハンハン!の話」引き続き「名探偵コナン 蘭も倒れたバスルーム(後編)」先週も言いましたが後編の今週こそ世良と蘭に注目ですよ。そして22時FM豊田「スワラジ」ゲストは三ツ矢雄二さんの2週目。舞台演出や音響演出の三ツ矢さん流極意をどうぞたっぷりとお聞きください!

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