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企画のスタート6

 そろそろ曜日の感覚がなくなってきてませんか?今日は月曜日。ここでお話してる1986年から2009年までずっと月曜日にレギュラー番組を持っていたので、月曜日と聞くと身体の中で無意識に反応する部分があります。週の初めに元気を贈る!とか、この1週間を乗り越えるパワーを注入!とかそれなりの想いを持って月曜のTVアニメシリーズを担当してました。
 そう、今日は月曜日、コロナとの戦争の終結が見えたはずの予定が、まだ折り返し時点に過ぎないと自覚をしなければならない日になってしまいました。
 そう言えば昨日までお話しした「ロボタン」の原作者は森田拳次さん。大切な方が抜けてました。当時東京は蒲田在住で、一度ぜひとお願いしてお目にかかり、蒲田の街をディープに体験させてもらった事があります。満州から引き上げてこられて日本の漫画界をリードされたトップ漫画家集団の一人でもあります。
 「ロボタン」に引き続き1986年10月から毎週月曜夜7時放送されてた「ボスコアドベンチャー」。作品の内容は簡単に書くと、さらわれた妖精の国アプレコット姫を、動物の勇者3人が救出し幾多の冒険の末に、その国フォンテーンランドに送り届ける物語。原作はイタリアの童話作家トニーウルフ「ボスコの森の住民たち」。  ただアプリコット姫そのものがアニメ用のオリジナルキャラであり、かなり原作とは変わってます。監督はその当時から名作ものの巨匠・杉山卓さん。脚本は藤本信行さんと吉川惣司さん。吉川さんは監督演出絵コンテもされる多才な方で、この出会いで後の「シティーハンター」でもお世話になりました。そして制作会社・当時の日本アニメーション社長は本橋浩一さん。初めてのご挨拶の際、恰幅の良い笑顔が素敵で豪快なおじさんイメージを記憶してます。
 京王線聖蹟桜ヶ丘駅から歩けば20分以上。ジブリ作品によく出てくるような小高い丘の上に日本アニメーションスタジオ社屋がありました。あの辺の地形は起伏に富んでいるので、作品舞台には魅力的ですが通うのは大変だったです。次回はボスコの音楽の話をしますね。
 写真は20世紀から通ってるイタリアン笹塚キャンティ本店。昨日ランチテイクアウトした時に撮ったものです。相変わらず人気ですね、久しぶりにドレッシングも買いました😊

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