見出し画像

ひょっこりひょうたん島

 少し前、この日記で人形劇TVシリーズ「新八犬伝」を取り上げました。平日の夕方、中学校からそれを見るために一生懸命帰ってきてた、と書きましたが、その前「ネコジャラ市の11人」の前「空中都市008」の前に、NHK平日夕方に放送されてたのが表題の「ひょっこりひょうたん島」であります。冒頭の写真はネットから拾いました。放送期間は1964年4月〜1969年4月、ボクの小学生前半をバッチリ占めてます。さすがに1200回を越える放送内容はほとんど覚えていません。
 ですが、ただただこの番組主題歌が今もボクの“脳内ヘビロテソング”として、今もアタマの中をにぎやかにしてくれます。ボクにとって“曲の合いの手“も衝撃的に秀逸だったようで。では前川陽子さん歌う「ひょっこりひょうたん島」(作詞:井上ひさし 山元護久 作曲:宇野誠一郎)の歌詞を書きますね。
 『♫波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて(ちゃぷちゃぷちゃぷ) 雲をすいすいすいすい追い抜いて(すいすいすいすい) ひょうたん島はどこへ行く ボクらを乗せてどこへ行く
(ううううーううううー) 丸い地球の水平線に 何かがきっと待っている 苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ だけどボクらはくじけない 泣くのはいやだ 笑っちゃお
進め〜!ひょこりひょうたん島 ひょこりひょうたん島 ひょこりひょうたんじ〜ま〜』
 だいたい井上ひさしさんらが考えた、このひょうたん島の設定がすごい。ひょうたん島のひょうたん火山が爆発して、島が漂流を始めるのです。ひとつの国みたいな町が船のような島として大海を進んでいく。主役のドン・ガバチョやサンデー先生、そして子供たちを乗せたその島。たまに全体像は画面に映るのですが、ドラマの中のその大きさ広さは計り知れなく。
 と言っても当時はユニークなキャラクターを打ち出す、人形劇の人形の動きや声優のお芝居の方に妙に惹かれてた気がします。海を見ている人の前にひょっこりと姿を現すので、このタイトルになった、のかは定かではないですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?