北条司先生原画展
一昨日の麻宮騎亜先生に続いて、二日連続で原画展鑑賞です。昨日行ってきたのは北条司先生「キャッツ♡アイ40周年記念原画展〜そしてシティーハンターへ〜」であります。東京は地下鉄銀座線末広町駅近くの会場には、雨模様の平日夕方なのに多くのお客さまが来場してました。そしてボクもそのひとり。一枚一枚、命が込められてるとしか言いようがない数々の絵をじっくりと見てきました。
そもそも「キャッツ♡アイ」の連載やTVアニメはボクがまだ読売テレビに入社する前後の時期。作品を楽しみながらも、制作の新人ADとして死ぬほど鍛えられた頃。まさかその次の作品のアニメ化を担当するなんて思いもしてなかったなあ。その頃の記憶を携えて見ていく思い出すことがいっぱい。何よりその頃からの北条さんの絵のチカラやセンスに驚かされます。
この展示会にはいくつか、北条さんと初代担当編集だった堀江信彦さんのコメントが掲載されてます。これがけっこうツボな内容の文章で、当然のコトなんですが、最初からナミな漫画家と編集者ではなかったんだなと。
タイトルにありますように〜そしてシティーハンターへ〜。ファンなら「キャッツ♡アイ」のねずみというキャラクターが、シティーハンターへとつながっている事はご存じでしょう。原画とコメントでしっかりと再確認できました。
「キャッツ♡アイ」3姉妹の原画も質量共にすごかったのですが、ボクには1987年4月TVシリーズ「シティーハンター」が始まった頃描かれたとなってる、冴羽獠の原画が一番グッときて。何度も見つめた大きな思い出を抱きしめて、その絵の前からしばらく動けなく。こんな経験ができたのも、北条先生の作品のおかげです。さあ、次は劇場次回作も決まってる「シティーハンター」その40周年ですかね。
この展示会は5月23日まで。写真は展示会会場入り口を飾ってる絵です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?