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マンガ好き雑誌好き

 ボクとマンガの出会いはまだ保育園に行ってた頃、隣の4歳上のミトシくんが買ってた月刊雑誌「少年」でした。石屋さんをやってた隣家は、父親が教師のウチと違って、家も大きいし庭も広かったな、石灯篭とか石だらけだったけど。その頃の「少年」には「鉄腕アトム」「鉄人28号」「電人アロー」「ストップ!にいちゃん」などが連載されていて、ボクのマンガ道はその辺からのスタート。何冊も付録として付いていたミニ本も嬉しかったな、本誌から話が付録本に続いてたりしてて。
 名鉄豊田市駅の近くに家はあったけど、駅ウラって言われてて、商店街やバスターミナルがある駅オモテとはなんか区別されてたかも。でもとにかく駅に近かったのでよく行きました。駅上に立ってた「トヨビル」の本屋さんにもよく行ったけど、週が過ぎた雑誌になんか赤インクみたいなのをつけて、もらえたりして。それも単純に嬉しかった。その赤インク、雑誌を何冊も重ねてハラの方に赤チンのようなものを撒いた感じで、単なる古雑誌証明だったのかな。
 今は、というかここ何十年も雑誌を持たずに出かけたことがありません。途中で買えば良いのですが、実際には数週間前号を読んでるので、連載をトバすコトになるので結局持ち帰ることになるし。とにかく雑誌なので読んでは捨てるを繰り返す。いざ時間ができた時に読むモノがない、という恐怖感からは逃れられないタイプ。なので持って出かける冊数は、そのお出かけで乗り物に乗って読めるだろう予想時間に合わせます。感覚として20〜30分一冊とか。ただiPadいじってたりしてその読み時間を消費してしまい、また自宅に何冊か持ち帰ってしまうこともよくあるのですが、偶然に出会った方と話し込み、持って出た雑誌全部持ち帰ったコトもあります。ちなみに冒頭の写真はボクがytvで働いてた頃、デスク横にあったマガジンラック。コンビニじゃあないですよ。
 実は今航空機に乗ってコレを書いてます。このフライトではこれ書いた後、3冊くらいは読めちゃうかな。それ以上に特筆すべきは、コロナ禍でブランケットが廃止されたので、代わりに青年誌を広げておなかのところにあてておくとあったかいコト。なんか飛行機とか座ってる時に愛する雑誌が、お腹もあっためてくれるのもしみじみ嬉しかったりするのでした。

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