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最後の会社出勤日

 まず本日の読売新聞見てびっくり‼︎ 写真をご覧下さい!こんな新聞見開きサイズなんていつ以来の手ごたえでしょうか?とにかく大好評劇場版「シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」これだけの施策を実行しているのには理由があります。まだスクリーンでご覧になってないみなさま、ぜひその理由を体感しに映画館へお運び下さい。そして新たな入場者特典、コレはボクも欲しいぞ!というわけでそんな今日、ボクにとっては最後の会社出勤日となってます。

 1983年4月1日によみうりテレビに入社して40年と半年。最初の2年間は深夜のバラエティ番組「11PM」火曜日のAD(アシスタントディレクター)としてそれはしごかれて。でもその甲斐あってか丸2年目の1985年3月5日にディレクターデビュー。その時のボクが仕込んだ番組テーマは「主夫宣言」。その直後の3月21日、同期の今村紀彦さんが木曜日「11PM」で、ゲストに手塚治虫さんを招いてディレクターデビューしています。この時ADとして番組についていたボクは、出演者にサインを求めないという不文律を破って、どうしてもと訴え手塚先生からサインをいただきました。これは今村さんも同様でしたが、とにかくそれがボクの宝物であり、その後の心の支えになってくれたことは確かです。
 ディレクターデビューして月一本のペースで番組を担当し、自分がディレクターでない時はADとして5ヶ月がんばっていたのですが、7月に1週間「2時のワイドショー」に在籍したあと8月、東京支社へ転勤となります。東京で恩師となる森本博政部長にあとで聞いたのですが、入社試験面接で妙に声高にマンガ好きを叫んでたボクにアニメをやれ、との判断が下ったようです。その時点ではボクはマンガは趣味で充分、と考えていたディレクター志向満々人間だったのですが。
 「最後の会社出勤日」というタイトルつけたのに、単なる思い出話になってしまいました。このような自分の過去に関してはこれまでも部分的に書いたこともありますし、これからも忘れないうちに少しづつしたためていければと思っています。
 ともあれ40年と半年、お世話になった会社には感謝しかありません。今夜はボクが所属しているコンテンツ戦略局アニメーションセンターの後輩たちが、屋形船でボクの会社送別会をしてくれる予定です。これって10月からの新たな人生に向かっての出航にふさわしいかもしれませんね。

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