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企画のスタート38

 昨日の部分日食、台湾では金環日食となりすごく良く見えたそうで、友人から送ってもらった映像はなんか神がかってるレベルでした。そういえば2012年には日本中が沸いた金環日食が。50年以上前ボクが小学校の頃、天文図鑑などで載ってた将来の日食日程情報を、今こうして一つづつ経験しているんですね。当時は21世紀なんて想像の世界だった時空を今歩いてる。まあ歳をとってる証拠ですが、正直言ってロマンも感じてます。有難いことです。
 さて「シティーハンター」ですが、サブタイトルはその話の内容に応じてつけるのが通常であります。ですが、やはり新聞欄に載るのが視聴者に対しての一番のリーチになると思い、内容に即して新聞欄の文字数に合わせてつける決心をしました。サブタイトルと新聞表記は文字数の関係もあり、必ずしも一致させなくても良いのですが、この時はなぜか燃えてしまいました。与えられた30文字のうち、Sマーク(ステレオ放送)とシティーハンターで9文字。メインタイトルとサブタイトルの間はどうせ1文字空けなければいけないので、例外もありますが、カッコを除いて残りの18文字で全ての勝負となるのです。
 …これがなかなかの難物で、モッコリとか美女とか毎回使えちゃう言葉はあるけど、何度も同じのは使えない。そして一番大切な事は、このサブタイトルを新聞で見た人が、思わず番組を見にいきたくなるようなモノであること。植田益朗さんと2人で案を出し合って、もうひとつだったら持ち帰り次に会うまでに考える。次に会っても他に話すこといっぱいで、仕方なく打ち合わせ後、ビール飲みながら話し始める。そうするとアルコールの協力もあって意外にいいアイデアが出てきて(そう思えてきて)、サブタイ付けにはビールが不可欠。そんな展開になっていきます。映画とか時事ネタから無理やり持ってきたのもありますね。
 とにかく原作ものもオリジナルものも難しさは変わりません。一応ここでは「シティーハンター」で、今見ても笑っちゃう、そんなサブタイを3つほどあげてみますね。17話「夏の美人デザイナー 獠の心はハイレッグ」、43話「女心のクッキー記念日 胸ボクロと初恋の唄」、48話「春よこい恋未亡人!さあ喪服をぬいで…」、かなりおバカだとは思いますが、ちょっと見たい気になったかも…。
 写真は青山剛昌先生の故郷、鳥取県北栄町から届いたスイカです。重くて大きくて甘味がギッシリ!名産大栄西瓜は本当に美味しい!現地ではスイカマラソンなんていうイベントもあるくらいだそうですよ。

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