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アフレコ見学

 先日とあるアニメ作品のアフレコ現場を見学させていただきました。ボクのアフレコスタジオ入りはは「名探偵コナン」はコロナをきっかけもあって現場には行けなくなったし、いちばん直近に参加できたアフレコは「王様ランキング」だったような。
 久しぶりのアフレコスタジオ、良かったなあ。やっぱり現場の元気なエネルギーで満ちていました。マイクのあるスタジオとガラスで区切られた、こちら調整室側の雰囲気はボクも帰ってきた感じ。監督、演出、制作会社プロデューサー、音響監督、ミキシングエンジニア、今回の作品の場合の5人のスタッフが、それぞれ持ち場を支えて収録は進行していく。その収録リズムはボクにとってはもはやマジに懐かしいモノ。ひと通りのリハーサルを終えると、声優の演技に音響監督のツッコミや直し、監督や演出さんのそれぞれ場面指導。良いなあこれ。アニメがちゃんとそして見事に命を宿す瞬間。
 それにしても声優さんはやっぱりすごいね。マイクに入るタイミングって、簡単にやってるように見えて当たり前にセンスのカタマリ。そしてページのめくりながらの声の演技、そんな状態でキャラに成り切ってる。なんというか次元が違います、そのような境地に瞬時に入り演技を繰り出す続けるチカラ。見てるとそのようなワザをコトもなげに、フツーにやってくれてます。
 ボクにとってかなり久しぶりの感覚でした、いろいろエネルギーが戻ったみたいだ。というわけで出来上がった今回のアニメ番組を見るのがものすごく楽しみ!とにかく、キャラクターたちがアニメの中の出来事世界で、それがいかにもキャラたちの生活に溶け込んで、本当にフツーな様子で聞こえて楽しめるように演じてくれてる。まさにプロフェッショナルな声優さんたちのお仕事、それには心からアタマが下がります。
 冒頭の写真は本文に無関係ですが、東京タワーの麓の公園で開催されてた「屋台湾フェス2024」の会場入り口に大きく光るドラゴン。見てるだけで運気上がりそうでした〜。

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