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新宿映画バトル

 劇場版「シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」9月8日公開まであと1週間ちょっと。とにかく今の新宿はどこに行っても主人公・冴羽獠(=獠ちゃん)に会えるので、行動経路をなるべく新宿を軸にしています。地下一階のJR新宿駅東口には北条司先生や冴羽獠役の神谷明さんが書き込んだ伝言板(冒頭の写真参照)がどーんと飾られているし、紀伊國屋書店前にも伝言板と100トンハンマーがあっります。先週書きましたように新宿駅南口には「新宿観光アンバサダー」冴羽獠本人が控えているし、もはやどこへ行って見ても目が楽しめちゃうこと間違いありません。
 そしてそうやって見てると、実は他の映画作品もがんばってるのがわかります。まずはボクも観たのですが、この日記には書ききれなかった「バービー」。写真でお見せしている新宿駅東口「シティーハンター」伝言板の向かいに、ピンク一色の写真やグッズ展示が目立ってます。実写版バービーのあのピンク色攻めはなかなかに目を刺激してくれて。ボクは38年前「11PM」という番組で「リカちゃん人形」を取り上げた事があるのですが、その時すでにリカちゃんのライバル、という感じで国内外の“女の子人形バトル”になってた記憶があります。そのキャラクターが持つストーリーにはなかなか入り込めなかったものの、色合いとかその存在感は心の中にシーンごとに残っちゃってますね。
 そしてJR新宿駅東改札から西改札通路に面した長〜いビジョンに映っていたのは、映画「ホーンテッドマンション」の特報映像。10m以上の横長いモニターに映る特別な映像なわけです。実は映画の送り手側になると、このようなパブリシティの大切さと大変さが良くわかります。できる事ならこのようにがんばってる劇場作品がみな成功を収めてほしいとは思います。しかし映画ビジネスはいろいろ厳しいのも事実。その現実を強く理解していながら、いや理解してるからこそ、関係者スタッフは日々全力を尽くして作品パブリシティ活動を推し進めているんですね。

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