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宮古神社

 日本最南端にある神社として有名な「宮古神社」に参拝してきました。これまで何度かこの島に来ているのですが、なんと参拝は初めて。小高い丘の上にある宮古神社は、思ったより(失礼!)格式のある本堂の威容に圧倒されました。
 沖縄の神様?と言えば、ボクにとってはガジュマルの古木に精霊が宿るイメージ。宮古神社のすぐふもとには「張水御嶽(はりみずうたき)もあり、敷地内にそびえるガジュマルは、そのイメージそのもの。そしてその樹木はこの地の歴史や住民の歴史を、充分にからめてきているような存在感が。この地の時間などの積み重ねが静かに眠る聖なる土地となってます。
 ちなみに毎年行ってた宮古島にはコロナ禍もあって、今回ほぼ5年ぶりの訪問。高級ホテルなどのオープンが重なり、他にもものすごい建築ラッシュの宮古島。以前は観光地として石垣島の後塵を拝してた感あった気がしてたのですが、もうそんなムードは微塵もなく。こーゆーのをまさにバブルと言うんですね、と言う状況のようです。
 そんな時代の流れは気にしてないかのような宮古神社。小高い丘の上に建つ写真はその本殿ですが、神社というのになんだか中華なムードも漂う建物。キチンとお賽銭をして自分の宮古島とのご縁も感謝してお参りしました。
 というわけで宮古島に訪れるようになってもうすぐ四半世紀。地元にも友人ができてさらに知り合いも移住してきてたりで、思わず自分自身の将来をも考えたいような良き島で良き土地。ちょうど梅雨の時期ではありましたが、ほとんど傘要らずでした。なのでレンタカーで走り海にも入り町も歩き船にも乗って、仲間のおかげもあって今回も本当に宮古島時間の中でゆったり命の選択ができました。

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