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リモート授業

 毎年この時期のみの短期授業をさせていただいてます。場所は東京お茶の水のデジタルハリウッド大学、講座名は「アニメプロデュース論」、もう5年目になります。例年でしたら公開された「劇場版名探偵コナン」のお話なども作品HPなどを見せながらお話しするのですが、今年はまだ公開されてません。なのでコナンの話以外に進行中の「神在月のこども」「半妖の夜叉姫」についてもお話ししてます。コロナ情勢につきもちろん授業はリモートで、広い教室に係の人と2人で行っています。 
 神在月の話はZOOMで企画原作の四戸さんにも登場してもらったし、友人のグラフィニカ社長の平澤直さんにも同じくZOOMでアニメ業界の話をしてもらいました。本当に便利なモノです。最初は世代的にリモート授業に抵抗はあったのですが、やってみるともうこっちのやり方でよくね、という思いになります。ただ顔が見えないし生徒との直接のやりとりが自由にできないので、全部がコレではな、というのが正直なところです。生徒たちは例年あまり自発的に手を挙げてくれないのですが、今年はチャットなので大丈夫。と思いきや、ほとんど来ない。もう少し質問や意見が欲しいのですが、本当にちゃんと聞いてくれてるのかな😓
 「シティーハンター」で多くのスタッフとつながりましたが、印象深く記憶に残ってるのは作画監督の北原健雄さんです。いつも笑顔で話してくれてボクにとっては親戚のような、ホクロのステキなおじさん的存在でした。北原さんとこだま監督と植田さんでよくマージャンやりましたね。北原さん描く端正なキャラクターが、キャラクターデザインの神村幸子さんともども、「シティーハンター」を長く続くヒット作へと押し上げてくれたのは間違いありません。
 放送日目指して必死のシナリオ作成や作画作業などが続く中、2月になるといよいよキャステイングの話になっていきます。実は主人公・冴羽獠役はオーディションをめぐってかなりな議論を戦わせることになるのでした。続きます。
 写真は一昨日お見せした初代カバンケースの裏側です。ステッカーの1枚1枚に説明付けたいくらいです😓

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