恐怖症の補足

 そもそもサプライズが苦手だけど、その中でも人を嫌な気持ちにさせるドッキリやサプライズが好きではない。

 例えばみんな誕生日を忘れているフリをして何もないと思わせてからサプライズするとか、プレゼントを安いものだけにして少し動揺させた後で本当の高いものを渡すとか。つまり一度嫌な思いをさせ(テンションを下げて)から喜ばせようとするもの。

 たしかに通常のテンションから上がるよりも下がった状態からあげたほうが差は大きい。それはわかる。メカニズムもわかる。が、その下がった状態にさせられるのがとてつもなくしんどい。テンションが下がっているときに祝われても、こっちは全くその気にならない。だからといって喜ばないのはいくらなんでも悪いし。


 これを嫌になったきっかけは、高校生の頃1番仲が良かった友達が誕生日当日にLINEをくれなかったという出来事。こっちから祝ってほしいというのは少々気が引けるので気にしないようにして1日を過ごしたが、ついに日付を超えてもなんのお祝いの言葉もなかった。ショックを受け諦めて就寝し、次の日の朝友人からのLINEが1件。

「当日気付いたら2時になってて1番に祝えなかったから、忘れているフリをして逆に最後に祝おうとしてだけど寝てしまった!」

とのこと。結局複雑。祝ってくれたこと自体にもっと感謝すべきだとは思うが、面倒だったのかなーという考えが拭えない。

しかも結局寝てるし、悲しい気持ちのまま誕生日を終えてしまったし。


誕生日に対して拗らせすぎてるなあ。

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