マガジンのカバー画像

概念系

29
概念系単発記事をこちらに格納。きちんとした定義は語らず日常感覚的です。なので厳密さはありません。そんなものがあるんだな、レベルのものです。
運営しているクリエイター

#勉強

何かしらものの本質に近づくときは、「核心に迫る」という。余計なモノを取り払って大事な部分だけを残した先に真の姿が現れる。 今回の「核」は英語で「kernel」の方で、「柿の種」のような「中心」をもつようなものを絵としてイメージすることがある。中心に据えるということは、やはり「大事なもの」という心の表れであろう。 そのような、自然に大事であると意識にのぼるような対象を示す言葉が「核」というのであれば、今回定義しようとする準同型の核というものが、自然に意識の向かうべき重要な対

直積

2つの対象があると、これをまとめて、「組」という1つのものとして認識することがある。対象が2つ以上になっても同様に「組」が作られる。 珈琲を飲むときに砂糖とミルクもほしくて、  (珈琲,砂糖,ミルク) とセットにしたいときに、  「珈琲ありあり」 などと呼んで言葉にする。(実際の言い方は地方に依るかも?) そのような概念を一般的に集合を使って記述しよう。そして演算がある場合でも演算を導入しよう。 1.2つの集合の直積AとBを集合とする。Aの元aとBの元bの組  (a,b