21年前の今日2001.01.10 運命の日となった!(後半)

2022.01.10付(前半からのつづき)

処置室のベッドで目が覚めたが、何処にいるか認識できなかった。

看護師さんの話によると、待合室で血圧測定していた時に、座ったまま意識を失っていたので、直ぐに、処置室に運ばれた。と説明を受けた。

処置室では、血圧が200を超えることが、度々あった、看護師さんどうしの会話で理解した。その会話を聞くだけで、今、自分がおかれている状況を察知した。

そのうち、右手右足が徐々に痺れてきた。あっ、まじで やばい!と感じ、 

暫くすると、段々と痺れが進行し、右腕の根本・右足太ももの根本から先に神経が麻痺した状態になっていた。動かそうと思っても 全然動かない。

本当にやばいかも!と感じました。

自分の感覚としては、眠くなって寝たり、目が覚めたり、を繰り返しているだけの感覚であった。

ベッドの傍にいた妻は、仕事場で病院から連絡が入り、主人が倒れ、直ぐに病院へ来るように言われて、駆け付けていた。
ベッドに寝ている僕の姿を見た時は、どんなにか、不安であったことか。

と思うと……。想像を絶するほど不安を与えていた……ことと思います。。

 そうこうするうちに、担当の教授がきてくださり、処理をして頂いた。

そのまま、僕は目を覚まさことがなく、緊急入院で病室へ移動されていた。

翌朝、病室で目が覚め、恐る恐る手を動かしてみました。


あっ、  動く! 

昨日、しびれてピクリともしなかった 手も 足も! 


徐々に手を真上にあげてみたら あがる!


僕は布団を被り、大泣きをしていた……。


何ごともなかったかのように……動く。
僕の脳は感謝・感謝・感謝・感謝・感謝・感謝・感謝……の文字で埋め尽くされた。
手足は動きましたが、10日間の入院で徹底的に検査して頂き、大きな後遺症もなく退院することが出来たのです。

 当時、同室の60~70代の大先輩方より、お聞きしましたが、数か月待ちで入院出来た(病気によると思います)ことや、ここで診て頂けることの重みを教えて頂きました。僕みたいな若ぞうが、入院することになり、反省しました。また、ONとOFFの切り替えが大事であると教わりました。

我がまま放題に生きてきた人生を振り返る良い機会にもなりました。


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