ぼくの新天地はどこなの(名古屋編) 第7話
◆◆都会暮らしに疲れた僕は、新天地を探し求めて、名古屋にたどり着いた!そこには奇跡の連続の出会いが待っていた!!◆◆
2022.01.11【第1話】~読んでね。
【第7話】
ガールズバーの営業戦略が分かってきた!
と言っても、開業しようと考えている事では毛頭ない。30代以降、あまり余裕が無く、仕事の疲れからサウナとマッサージが主流になっていて日本人女性と楽しい会話をする機会が減っていた。
最近はキャバクラにしても、20代女性のテンションには、とてもついて行けなと決めつけている自分がいた。だが、ガールズバーに来てみて実際に見た世界は、今まで自分が想像していたものと違っていた。ヤバい!
女性を落とそうと思っていないので、嫌われるの覚悟で爆弾発言などもしてみたり、他の客が口にしないであろう角度で攻めている自分がいて、
ええ~という反応が、楽しくなり、気が付いたらドSになっていた><
でも、店員も遠慮なく攻めの返しをするよになってきて、
大爆笑になることが多くなってきた^^/
この頃から、1日1善 は運を引き寄せるために大事なことだが、
健康のために、1日1爆笑! を推奨している自分がいた・・
大爆笑の横で楽しそうにダーツをやっている姿が目に飛び込んできた。会話の時は大人しい子が、ダーツの矢を持つと勝負師の目に変わっている。と思えば、笑顔のままビシッと決める。長い時間いると一人あたり3~4つの表情をもっていることが良く見えてきて、個別に、
良さを引き出すためのアドバイス的な事を言い始めている自分がいた・・
あれ……、僕が客で店員さんの関係だったけど、気が付いたら、それぞれの特徴を理解し、店側の立場での発言ばかりになっていた。
そして、待ちに待ったダーツをする順番がやってきた。下手だから、ふざけてカラオケ歌いながらやってみた。そしたら、適当に投じたはずが、ど真ん中のちょと横に刺さり、店員たちが、マジでビックリしていた!
下手だと前触れして始めていたので、温かいめで見守られていたが、そのギャップが凄かったらしく!本当は上手なんじゃな~い!!
と勝手に盛り上がっていた><
本当に偶然だったので、僕もビックリした。
でもカラオケも好きな歌だから、ちゃんと歌おうと思い、
歌いながら、もう一投。
また、良い場所に刺さった!!
ヤバい!
昨日練習したのがバレると心のなかで思いながら、あとは本当に適当に投じた・・
またスイッチが入ってしまった・・
その後、罰ゲームありのゲームにもハマっていった……。
気が付いたら6時間も店に滞在していた・・
店を出て帰路ウォーキング中に、完全にドはまりしている自分に気が付き、少々反省し、
俺なにやってんだっけ・・。
目的は落とす事でなくて、頑張っている娘たちの応援をしている自分がいた。
ああ~、とりあえず、怒る人もいなくなったことだし、もう少し楽しんじゃおう^^/
あと3日で卒業しようと心に固く誓っていた。
本日は以上。
ありがとうございました。
【第8話】につづく
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