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ぼくの新天地はどこなの(名古屋編)【第8話】

◆◆都会暮らしに疲れた僕は、新天地を探し求めて、名古屋にたどり着いた!そこには奇跡の連続の出会いが待っていた!!◆◆

2022.01.11【第1話】~読んでね。

【第8話】

ある日、女性店員と会話している時にふと思い出した。それは僕が高校生から専門学校を卒業するまで約3年半のバイト時代の事。女性ばかりの職場で人生感が変わった!

具体的な職業は伏せておきますが、物品販売の店舗です。配属になった部署は、社員・バイト含め 女性だけの部署。その中に僕が入った理由は、期間限定の経験不問で力仕事が主な内容であったからだ。
女性ばかりの職場を何とか無事にこなし、契約期間が終わる頃、統括マネージャーから、継続で長期のバイトでお願いしたい。との意向を伝えられた。僕は、え~。と思ったが中学時代の友達がいた事もあり、このまま続けることにした。まさか、この環境で3年半もバイト人生を続けるとは考えもしていなかった。3~6か月程度だと思い軽く引き受けてしまった。
この判断が、後々の人生感を変えていく事になる ><

バイトの休憩時間に社員食堂で同じ部署の社員さんに入れ替わり立ち代わり声を掛けてくれて女性ばかりの部署に慣れてきていた。ある日の休憩時間に彼氏との恋愛相談をうける。とは言っても難しい話ではなく、ただ話を聞いて欲しいと言われたSくんだったらどう思うとだけ、umum.

本当の事を言って良いのか、男の味方をすればよいのか悩んだ・・

でもこの社員さんは、独りぼっちで休憩している僕に明るく元気に挨拶してくれて、実の姉のようにいつも励ましてくれる存在であった。それを思うと、本当の男性の心理を伝えてあげた。すると、え~!そうなの!!と

かなり驚くようなアドバイスをしている自分がいた。数日後、社員食堂で休憩していると、その社員さんが満面の笑顔で僕の前に近づいて来た。これは良い結果になったと感じて、話に聞いた。すると……

「ダメだった、諦めた!」と言ってきた・・

結果は逆だった。え~!と思い心が苦しくなってきた・・、でも早く目が覚めて良かった。

たくさん泣いたけど、いま気が付いて良かった。と言ってくれた。その時の僕の心理状態は、「何を言ってるか、分かんない!」

そうとも言えず、ただ頷くだけだった。

その流れで気が付いたら、次の休みに傷心デートと称してドライブしているふたりがいた。><

そんなこんなで、口コミが広がり、社員食堂で、僕の恋愛相談に行列が出来ていた。と言っても実際に並んでいる事ではなく、お姉さんたちが勝手にシフトを組んでいた^^/

そんなことを知る由もなく、気が付いたら、当時で言うアッシーになってしまった・・

でも、おいしい物ご馳走してくれるし、たまにプレゼントもらえるし、貧乏学生にはもってこいのバイトになっていた><

社会人になる10代の多感な時期に、姉貴たちから心理学を学ぶ事が出来た事は、人生を勝ち超えるためのエリート教育になっていた。

 

本日は以上。

ありがとうございました。

【第9話】につづく

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