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仏の笑顔でCQを叫ぶAGCの鬼 #20240518-19

#俺たちの祭典

はい。今年も全群馬県民アマチュア無線家の祭典である「オール群馬コンテスト(AGC)」がやって来ました。今年で52回目の開催となるのですが、昨年に引き続き「お泊まり無線」で参加しました!
僕にとってAGC仲間と楽しむアマチュア無線の雛形みたいになっていて、キャンプありBBQあり焚き火とウイスキーでの仲間との語らいがあったりと、当然、アマチュ無線(コンテスト)も楽しむのですが、それ以上に仲間と過ごすその二日間が貴重でかけがえのない時間となっているのです。

そもそも。アマチュア無線は個人と個人とで楽しむことのできる世界基準の遊びなのですが、僕にとってはその楽しみに、仲間/友だちを交えることによって、ちょっとした非日常感をプラスした冒険のような感じで楽しんでいます。子ども時代に秘密基地で遊んでいたような感覚。そういう気持ちを込めて僕は友人との合同移動運用は「サファリ」と呼んでいたりしています。(多分、きっと、そういう遊びに興味があるので「釣り」を仕事にしていたのだろうなあとぼんやりと思ったりもします)

さて。今回のAGC友人であり師匠でもあるJE1BQF氏の全面バックアップの元、大会中の18日20:00から23:59までの4時間、19日の6:00から11:59までの6時間合計10時間をみっちりと完走することができました。昨年はなんだかんだでコンテスト初参加みたいな感じだったので、途中でマイクを放り投げて肉をビールで流し込んだ「もうみんなジュリエットばかりで嫌だ」と泣き出したりだったのですが、今年はまさに「完走」といった運用になりました。

#50MHzにこだわる

そして。今年のAGC50MHz(6m)だけで参加。昨年は430もやっていたのでそれはもう賑やかなお祭りのような感覚だったのですが、6m、意外と寂しい雰囲気でした。まあ、そこそこ予想はしていたのですが、一度も「猛
パイル」
にはならず、とここまで書いてきて、昨年の「猛パイル」コンテスト・アフターの運用の時だったなあ?と記憶も朧げ。コンテストよりもこの山からのCQの方が評判が良いという感じだったっけ。Σ(゚д゚lll)
とはいえ。6m界隈の新星としての任務というか、役割というか、6mを盛り上げたいという気持ちだけでこだわって運用してみたけれども、今から思うと、21MHzのダブルバズーカアンテナとか、7MHzのツエップアンテナとかも所有しているので張っても良かったかなあとは思うものの、結局、430のアンテナすら家に置いて来たので、まあ、やはり、このコンテストは6mで出ることに意味があるのかなあと思ってみたり。昨年のAGCから1年。やるだけのことはやった、そういう感想なので、結果は後のお楽しみということに。
◾️50MHz(6m)/FT-891M+HB9CV(4ele)◾️
(交信数と交信局はコンテストログ締切後に公表します)

JCC1612。みどり市にて。夕刻の月。

#なぜか「わ鉄」の駅で

ワシが一番興味のない車両である「トロッコ」との行き違い。

色々と。本当に色々とあって、わたらせ渓谷鉄道「沢入駅」小一時間滞在することなったのですが、時間を潰している間に、観光で来られていた軽自動車に四人乗りで山を超えてきた初老系グループのみなさんと仲良くなり、なんとなく時刻表を眺めていると沢入駅で上りと下り列車の行き違い(ランデヴー)があることが判明。もうみんな「トロッコ!トロッコ!」という興奮状態なのですが、正直、僕が唯一乗りたくない車両である「トロッコ」なので、ガン無視を決め込む。「公共交通移動はレジャーじゃねえ!」という非JR路線エリアで育った東武沿線っ子の強がりだったりするのです。まあ、それでも、わ鉄は最も身近な「非電化」なので、応援していますけれども!も!
それにしても。仲間からのLINEで「トラブルは移動の華」と称された時は感動したなあ。移動の華。まさに。

ホットウイスキーで暖を取る。山の夜は冷え込むものだ。

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