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【手のひらサイズの捕食者】ハイヤトイズ 1/18 アーマード・クルシファイド・プレデター

みなさ〜ん!アクションフィギュア、集めてますか〜?

 本日はハイヤトイズ製「エクスクイジットミニシリーズ」より『プレデターズ:アーマード・クルシファイド・プレデター』のレビューです。数々の試練とともに…

・トラブル1 箱

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 ベコンベコン。今回はおなじみ中華通販サイト「AliExpress」にて購入しましたが、簡素なやわらか梱包だったため輸送中に潰れてしまいました。まぁ海外ショップから購入するとだいたいこんなもんなので、箱のまま飾りたい派の人は国内在庫のある販売店で買うのがおすすめ。

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 一応パッケージの前面背面はこんな感じ。非常にコンパクトな箱です。キャラクター説明などは無く、「エクスクイジットミニシリーズは我がハイヤトイズ社が誇る1/18サイズでフル可動のアクションフィギュアシリーズだぜ!(意訳)」といった文言が記載されています。プレデターの他には『エイリアン』や『ロボコップ』、DCコミックスの『インジャスティス』などがある模様。

・トラブル2 内容物

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・本体
・交換手首2個
・エイリアンの頭蓋骨
・台座
・台座接続用パーツ2個
・カタログ

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 えー、交換手首パーツの封入ミスにより「左手握り拳」が2個入っていました。本来であれば「軽く開いた右手1個、左手握り拳1個」が正しい付属品です。セラーに問い合わせてきます…

・トラブル3 本体

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 腰前面のパーツの接着が浅かったのか大きく隙間が空いて不恰好になってしまっています。一度腰関節から外し、熱湯で温めてから軟質パーツをグイグイ押し曲げて解決。

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 改めて本体を。映画『プレデターズ』にて、バーサーカープレデター達の狩場で拘束されていた通常種プレデターが武装した姿。クルシファイド(crucified=磔にされた)という通称のほか、クラシックプレデターと呼ばれたりも。

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 第1作『プレデター』に登場する個体である"ジャングルハンター"に似たデザインの装備をしています。この姿でバーサーカープレデターのリーダー"ミスター・ブラック"と一騎討ちを繰り広げました。
 1/18スケールということで全高120mmもない小柄なフィギュアですが、鎧の金属色や皮膚のゴワゴワした質感などがかなりリアルに丁寧に再現されておりリッチな仕上がりです。欲を言えば皮膚はもっとヌルッとした艶があっても良かったのですが、その辺はトップコートなどで個人的に手を加えても楽しいかも。

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 割れて左目が露出したフェイスマスクが特徴的。目のペイントは黒に埋もれてはっきりしませんが一応塗装されています。右目のゴーグル部のメッシュ造形もワンポイントお洒落。

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 付属のエイリアン頭蓋骨。こちらも丁寧に造形・塗装されていて非常に見栄えが良いです。狩猟の証のトロフィーとして一緒に飾ってあげたい逸品ですね。

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 土とも岩場とも取れる造形のスタンドは軸を足裏の穴に差し込むタイプ。複数種集めればスタンドごと繋げてディスプレイできるようです。刻印もあるため足裏造形はあっさり。

・可動

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 頭部はボールジョイントで前後左右に可動。軟質のドレッドヘアが干渉するため少し制限されます。

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 ショルダーキャノンはボールジョイント2箇所で可動。照準をつけるには十分な可動域です。ちなみにキャノンのついた武装ユニットは背中からは取り外し不可。

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 なんとリストブレイドは5mmくらい伸縮可能。極小サイズなのにこういったギミックまでよく作り込まれています。

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 手首はボールジョイント接続。ジョイント根本が極細なので交換の際はご注意を。

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 右肩は水平以上、左肩も軟質肩アーマーを曲げることで水平くらいまで上げることができます。胴体アーマーとそれを留めているベルト、そして左肩アーマーは一体化していて本体と別パーツなので、可動に応じて少しずらすなど融通を利かせることができます。肘は二重関節で90度程度。胴体ひねりも問題なし。

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胸部と腰部の2箇所のボールジョイントで反りと前屈はこのくらい。

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 股関節はボールジョイント+太腿ロール。軟質パーツの腰布とサイドアーマーが干渉するので開脚・腿上げともに90度までは上がらないといったところ。膝は二重関節で深く曲がり、足首は回転と前後可動のみなので設置性イマイチ。

 デザイン再現の都合で少々窮屈なところもありますが、総合的にはそこそこ優秀な可動域ではないかと思います。本体が小さく軽いこともあり保持力も信頼に足るレベルでした。設置性の悪さはスタンドで補ってあげましょう。

・ポーズショット

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リストコンピュータを操作

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敵が来る

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攻撃!

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切り裂く!

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雄叫び

・サイズ

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 1/18スケールといえば所謂3.75インチ。おふどボやモーコンスポーンと並べるとその小ささが分かります。

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 ボディのデザインが似ているNECAの7インチ「ジャングルハンター(プロトタイプ)」と比べると半分程度の身長しかありません。塗装や質感は互角ですが、ハイヤトイズ版は小さい分より高密度に感じられますね。

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ネカのエイリアンがクイーン並みの体躯に。

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 国内海外問わず1/18スケールフィギュアは多いのでメーカーの垣根を超えて遊び易く、オモチャクロスオーバー適性が高いです。

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 やっぱり人間は剥いて吊るしたい。

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 ということでハイヤトイズ製『エクスクイジットミニシリーズ:1/18 アーマード・クルシファイド・プレデター』のレビューでした。コンパクトなボリュームにプレデターの獰猛さとテクノロジーが凝縮されたような完成度の高いアクションフィギュアですね。箱はともかく付属品やパーツの組み立て精度等の品質面は1つ買っただけではまだ断言し難いところ。
 ちなみに価格も3〜4000円程度で安定しているのでリーズナブル。ただし、プレデターシリーズ内でも物によって関節構造そのものが違うようなので、他の物を購入する際は今回の記事を参考にしすぎず、宣材画像と睨み合って検討しましょう。それでは、またこんど。

 あとセラーは足りない右手送ってください。

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