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【エヴォトイ】HeroActionFigure GRID KNIGHT[HAFグリッドナイト]

みなさ〜ん!アクションフィギュア、集めてますか〜?

 本日はエヴォリューショントイより『Hero Action Figure GRIDKNIGHT』のレビューです。
おそらく最速レビューのはず…

・Hero Action Figure(HAF)とは?

 エヴォリューショントイ(以下エヴォトイと表記)の展開するアクションフィギュアブランド。大手メーカーが立体化しないような昭和の特撮ヒーロー作品を中心に製品化しているシリーズです。つまるところ「古め・マイナー・特撮作品」の3点が特色でしたが、対照的に「新しめ・メジャー・アニメ作品」である『SSSS.GRIDMAN』がラインナップされるという異例のものとなっています。

 ちなみに『電光超人グリッドマン』からもいくつかHAFで発売されてます。特撮版とアニメ版を同じシリーズで揃えられる完成品可動フィギュアは今のところ唯一無二かも?

・パッケージ

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 そんなわけでエヴォトイ製HAFのグリッドナイトのレビューです。箱は大胆な色使いが目を引く窓付きボックスタイプ。顔が見えるので売り場で中身を確認できるのが嬉しいですね。尤も、HAFが沢山店頭に陳列されているのを見た事はほぼありませんが…

・内容物

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・本体
・交換手首 左右各3種(開き手、手刀、武器持ち手)
・グリッドナイトキャリバー
・取扱説明書

 定価9500円+税ということでこのサイズ帯の可動フィギュアとしては付属品が少ない割にはやや高め。内容としては欲しい付属品は全て揃っているので必要十分と言えます。

・⚠️遊ぶ前に注意⚠️

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 手首のジョイントが非常に細い上に接続が固いため、無理に外そうとするとたぶん折れます。必ず熱湯やドライヤーでハンドパーツを温めてから付け外しした方が良いです。取扱注意!

・本体

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 すらりと手脚の長いプロポーションが特徴的なグリッドナイト。グッドスマイルカンパニーのfigmaは手描きアクションシーンの誇張された作画をイメージしたスタイリングでしたが、HAFはCGモデルに近い造形です。

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 全身塗装処理で半艶のややマットな質感。紫の色合いが淡いので人によっては劇中のイメージと異なって見えるかも。第11話「決・戦」ではこれに近い色だったと思います。宣材画像ではグレーっぽかった箇所は全てシルバーに変更されていますね。目はクリアパーツなので質感良好。

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 また、素立ち状態では関節部はあまり目立たないような仕上がりになっていて好印象です。少し肘が細いかな?という程度で、その肘関節パーツも宣材画像で黒だったのがオレンジ色になったため改善されていますね。

・可動

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 首は胴体側と頭部側でそれぞれ可動。

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 肩アーマーは丸い形の箇所を軸にして上下可動します。肩関節は根本がボールジョイントなので若干のスイングもつけられる構造。アーツやマクファーレン7インチと似てますね。
 ちなみに、肩関節と二の腕の間でもほんの少しロール可動します。

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 紫とオレンジの境目がパーツ分割されていて二の腕ロール可動ができます。肘は二重関節で深く曲げることが可能。先述の手首は球体型軸関節で柔軟に動きます。

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 胴体は胸部がボールジョイント、腰部がダブルボールジョイント接続。

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 股関節。構造的にはシンプルな上下引き出し式ボールジョイント+太腿ロールですが、太腿外側の黒いアーマーが干渉して開脚が難しく、元デザインに翻弄されたかなという印象。動かし方によっては若干隙間が目立つものの、斜め上まで脚を上げられるのが素晴らしいですね。アニメ版グリッドマンやグリッドナイトの股関節はエヴォトイ以外の他社製品でも苦労しがちな点なので仕方なし。

※なお、劇中では黒いアーマー部は開脚に追従して折れ曲がるように描写されています。これを再現したのはTRON MODEL-KITのプラモデルくらいしかなさそう。

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 元デザインの膝の位置にある丸いディテールが二重関節の上側に対応しているため、上の軸だけで膝を曲げると自然なシルエットになります。深く曲げるには下側の軸も使うため、膝下が短く見えてしまうのが欠点。

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 膝の上側で少し左右にひねることができます。これが意外とポージングの役に立つ。

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 足裏には印字が。模様もしっかり塗装されています。つま先が可動するほか、足首自体も球体型軸関節で前後左右に動かせるため設置性は高いです。
 腰だけ本体重量に負けがちですが、それ以外は全体的に関節の保持力は問題なく良好でした。ただし可動パーツは細い箇所が多いため、動かす際は慎重に。

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 グリッドナイトキャリバーは手のひらの凸を接続して保持するため安定して保持できます…と言いたい所ですが、凸の幅が若干オーバー気味で上手く嵌め込めません。長手方向を短く削って調整すると上手くハマりそう。

・ポージング

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グリッドマンを守った騎士…グリッドナイト!

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変身後の即キック参戦

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Human Love…(着地)

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"グリッドナイトサーキュラー!"

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"グリッドナイトキャリバー!"

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ナイトキャリバー・エンド!

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残心。

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ハイキックもできる可動域。

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All This Time I Know!

・実は最大のウリは…

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 この大きさ!グッスマのDXフルパワーグリッドマンと並べると「出力スケールを絞ったフルパワーグリッドマンと肩を並べて戦っているように見える」という絶妙なサイズ差になります。ナイト君の方が後発品ですが、「遅かったな…グリッドマン!」と言わせてあげましょう。

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ダイアクロン版グリッドマンと並べるとすごい身長差。

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 例によっておふどボ、モーコンスポーンと並べるとこのくらい。7インチより頭半分小さいくらいなので標準的な1/12フィギュアよりも大柄なのがHAFグリッドナイト最大の特徴です。

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 ということでエヴォリューショントイ製『Hero Action Figure GRIDKNIGHT』のレビューでした。少々繊細なところもありますが、総合的にはアニメのグリッドナイトをよく再現していて遊び易いアクションフィギュアですね。個人的にはDXフルパワーグリッドマンと並べることにより完成する「最終決戦時のサイズ比とカラーリングを徹底的に再現している点」が最大のお気に入りポイント。
 同シリーズでアニメ版のグリッドマンや第1話の"Initial Fighter"版カラーのグリッドマンもリリースされるようなので気になった方はそちらを入手するのも良いと思います。それでは、またこんど。

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