RJI探求 ②

こんにちは。前回の続きとなっておりますので宜しくお願いします。多分この後もう一つ記事を書くことになりそうです

前回の結果から3つの場合からJHとCTの相関係数を求めました。
アップ前 -0.926
アップ後 0.62
練習後  -0.78

アップ後のみ正の相関になっていましたが、それについて今の僕では説明ができないので後々分かることがあったら書いていきます。
今回はアップ前と練習後の結果のみに絞って探求していきます。

特筆するのはアップ前の強い負の相関です。はじめにアップ前の相関係数を求めたのですが、予想以上の興味深い結果になり驚きました

この時点で僕は接地時間を短くすれば大きな反発がもらえるのだと考えていました。
読者の方も漠然とそのように考えていらっしゃるのではないでしょうか、

ですがそれは違いました
接地時間が短いから跳躍高が高くなるのではなく、下から上へ押し上げる力(跳躍高)が強いから落下運動から上昇運動に切り替わるまでの時間(接地時間)が短くなるのです。

つまり相関係数は−1になるべきだったのです。
その二つは負の比例関係にある訳です。

だかそうならなかった。
それには筋肉疲労が関係していると僕は考えます。
臀筋や体幹の力が弱まると骨盤で着地の衝撃を吸収してしまいうまく推進力へ働かなくなるそうです。
練習後はそれらの筋肉が疲弊して上手に着地の力を受けられてなかったのではないか。そう考えると①で書いた
“アップ前と練習後でJHは近い数になりましたが、CTは練習後が短くなっています”
についても説明がつくように思えます。

次回はこれらの知見からこの冬の冬季練習の目的を考えます。

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