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間違った思いやりの仮交際終了【結婚相談所スターマリアージュ青山】

どちらが終了を告げても別れは辛いものだけれど、女性側にお相手に対する想いのある仮交際終了の男性の思いやりが裏目に出るケースを書いてみたい。

少し長く仮交際した女性に、男性は最後のデートの時間をわざわざ作って、直接自分の口から終了の理由と別れを告げることは罪なことだと私は思う。

結婚相談所のルールに、「交際終了は担当者を通して行うこと」というものがあり、これはとても理に適っている。

特に他の人と真剣交際に進むから、という理由で最後のデートをするのは思いやりではなく、とても残酷なことだと思う。

最後のデートと知らずに会った女性の気持ち

忙しい中でも、好きな人に会えるというワクワクした気持ちを抱きオシャレしてデートに向かったら、なんとそのデートは最後のデートで、しかもお別れの理由を聞かされるデートと知った時の女性の落ち込む気持ちを、どうか男性にも(あるいは女性にも)わかって欲しい。

どんな顔をして他の人と真剣交際に進む人の話を聞けばいいのか、きっと頭が混乱してすぐには状況が飲み込めないかもしれない。

おめでとう、と口先だけでも言われたいのか、自分はちゃんと最後まで責任を果たして偉いと思っているのか、いずれにしてもその男性は自分は良いことをしたと思っているのだろう。

でも、そんな残酷な話を面と向かって聞かされる女性の心の中は「なんで私ここにいるんだろう」「来なければ良かった」と泣きたい気持ちになる人が多いはず。

せめて理由が他の人との真剣交際ではなく、何かもっと別の理由であって、それをちゃんと自分の言葉で伝えたかったということなら話は別。

よりによって、他の人を選んだことを直接面と向かって伝えるのは完全にアウトだと私は思う。

しかも、自分の残酷さに気づかないのがもっとヤバい。

ケジメのデートなのに割り勘

この話にはさらに続きがあって、その最後のデートが割り勘だったというのには驚いてしまった。

わざわざ呼び出して話をするからには、お相手に申し訳ないと思う気持ちが少しはあるのかと思うのだけど、それならばいつもは割り勘でも、その最後のデートくらいカッコつけて美味しい物を食べてもらおうとか思わないのが物凄くカッコ悪い。

女性は砂を噛むような思いでご飯を食べて、しかもその支払いも自分持ちとは、まさに泣きっ面に蜂というもの。

他の人と真剣交際に進むときは、間違った思いやりはいらないのでルール通りに担当者から伝えたほうがずっとスマートたから。

そして、何かメッセージを伝えて欲しかったら、それも担当者に言えばちゃんと伝えてくれるから。

強いて良かったことと言えば

このケースの良かった点は、お相手男性に怒りを持てたから別れても気持ちを切り替えられることだと思う。

あの人は素敵だったと美化することもなくなるので、すぐに気持ちを切り替えてもっと素敵な人を探さなきゃと思えるのが唯一良かったことよね。

婚活は、こんなことの繰り返しだけどいつか素敵な人に会えたら笑い話に出来るものだし、そういう意味ではその人も良いところがあったと言えるかも知れない。


婚活カウンセラー歴23年
セレブ婚活のスターマリアージュ青山
松岡利恵子

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