現代の子供たちに教えるべきこと、大人が気をつけるべきこと
最近は教育関係の話ばかりしています。
教師としてのタイムリミットは迫っていますが
辞めても教育には携わっていたいと思います。
さて今回は
現代の子供たちに教えるごとを考えていきます。
そりゃ授業だけど
授業はいったん置いといて。
教えるべき、伝えるべきことです。
子供の自己肯定感が〜
と色々言われていますが
私が関わる子供たちは不思議なことに
自己肯定感が高いように感じます。
それは私の裁量とかではなく
運だと思うんですけどね。
未来に対して明るい希望を持っていたり
自分の夢や目標を成し遂げるぞ
っていう強い意志を持つことが多いのです。
それは喜ばしいことですから
引き続きそのマインドを持ち続けて欲しいと思っています。
まあでも考えてみれば
誰しも最初は
自分の可能性を信じて
絶対成功してやるぞ
って思っているはずなんです。
でもいつしか
自分じゃ無理だ
となってしまう。
自己肯定感が高い人から低い人になってしまう。
最初から低い人はなかなかいないわけですよ。
その人の身に何かが起きて
自己肯定感が低くなってしまうんです。
じゃあそれが
家庭環境とか教育環境が悪いのが全ての原因なのかというと
そういうわけでもないでしょう。
どんな天才幼稚園児でも
どんな天才小学生でも
どんな天才中学生でも
いつか経験するのが
挫折
ですよね。
今まで上手くいってたのに
どう頑張っても結果が出ない
良い点が取れない
試合に勝てない
褒めてもらえない
こんな感じです。
挫折するまでは失敗するなんて思ってもないし
大きな失敗経験もないから
それを味わって心が折れてしまう。
自分はダメだと思ってしまうんです。
てことは
子供たちに教えるべきは
失敗する
失敗した後の立ち直り方
失敗は大したことじゃない
の3つではないでしょうか。
失敗した子供に対しては叱責ではなく
優しいフォローをしてあげればいいし
失敗してからの行動の大切を教えればいいし
失敗したって人生が終わるわけではないことを
教えてあげればいいんです。
大切なのは
子供が失敗したときの
大人の振る舞い方
ですよ。
子供の失敗に子供以上にショックを受けたり
子供以上に喜怒哀楽を見せたら
子供の行動目的がいつしか
大人(親)のため
になってしまうんです。
幼少期はいいと思いますよ?
ただ、これが小学生や中学生
高校生だったら…?
自分の意思を持たない
大人の機嫌ばかりを気にした
従順で無気力な子供の出来上がりです。
応援してるから
ってのは
度が過ぎると子供への半端じゃないプレッシャーに変わります。
今の結果ではなく
未来の成功を願うのなら
良い時も悪い時も
温かく受け止めてあげてください。
そして
子供が自分で問題解決できるように
大人が導いてあげてください。
子供の自己肯定感を高めるためには
教育を変えるべき?
子供を変えるべき?
まずは
我々大人が変わりましょう。
明るい未来のために。
以上、大人5年目の戯言でした。
#失敗してもいい
#大人の振る舞い
#いうても大人の新人です
#生意気言いました
#すみません
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