子供たちに流行りの転生系の話を読んでみて思ったこと

私は読書が好きです。

そして生徒たちも読書好きが多いです。

何も考えずに無音の空間で過ごす時間、本をめくる音だけが聞こえる心地よさ

良いですよね、読書って。

でやっぱり生徒たちが何を読んでるのかって結構気になるんですよ、私は。

だからちょいちょい本のチェックをしているんですが

ここ数年多いのが

転生系の本

です。

転生したら〇〇に〜

のようなタイトルの本です。

いつから流行りだしたのかは分かりませんが

どうやら転生系の本はたくさん種類があるようです。

何がそんなに面白いのかな?

と疑問に思ったので今回読んでみることにしました。

といっても漫画ですが…

若干批判もするので

ここではタイトルを出すのは避けます。

まず読んでみての感想ですが

面白いです。普通に。

話がシンプルなのでスラスラ読めます。

設定も単純なので分かりやすいです。

厨二チックな感じも子供達が好みそうです。

さて、ここからは問題点です。

話が単純と言いましたが

単純が過ぎます。

話の深みはまったくないですね。

別に深いも浅いも関係ないのかもしれませんが

都合良く物語が進みすぎて

物足りなさを感じました。

これを読むのは自由ですが

いわゆるラノベ的なものに慣れすぎてしまうと

書かれていることしか考えなくなってしまいそうです。

読みながら自分なりに意味を考えたりするのが読書の面白さでもあると思うんですが

これ系の話にはほぼないでしょう。

そして、都合良く展開される物語を読むことにより

自分にとって都合の良いことしか受け入れられなくなるような気がしました。

あくまで私の感想ですが…

そして思ったのは

子供たちも転生したいのかな

ということです。

目の前に広がる理不尽な現実から転生してえ!

と読みながら思っているのかもしれません。

であれば、転生したことにしちゃえば良いと思うんですよ。

今の自分は未来からタイムスリップしてきた自分で過去をやり直すために戻ってきたのです。
未来の自分は今をより良くするために挑戦したり、努力するわけです。
それを続けるといつのまにか現状がどんどん良くなってくるのです。

何かを決断、選択するときに

未来の自分はどうしたら後悔しないかな?

と考えればいいんです。

だいたいは目の前のことしか考えてないわけですから。

そうすると行動するときも自然と勇気が出るんです。

未来の自分への投資だなって。

まあ結局何が言いたいのかというと

転生系の本を読むなら

自分の考えが未来に転生しちゃおうぜ

ってことです。

全然意味分かんないですね…

転生して文章書き直そうかな…(笑)


#転生系の本
#転生したい欲があるのかな
#現実と理想の差

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?