「オハマの賢人」ウォーレン・バフェット氏は何のためにお金を稼ぐのか

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出典元:https://diamond.jp/articles/-/241718
ウォーレン・バフェット氏といえば、名前を聞いたことがないという人は少ないでしょう。投資の世界では知らない人がいないくらい有名な世界的投資家です。彼は投資家として成功されているのはもちろん、人間的な部分で多くの人から尊敬されています。

他にも天才的な投資家はたくさん世の中にいますが、バフェット氏は「オハマの賢人」という呼び名があり、他の投資家とは異彩を放っています。

今回はバフェット氏が他の投資家と何が違うのか、彼の魅力に迫っていきたいと思います。

有名な投資家の中でも「オマハの賢人」と呼ばれる理由

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出典元:https://jp.wsj.com/articles/SB11074846559170153569704584278993866758848
バフェット氏が「賢人」と呼ばれるのは、大富豪でありながら決して贅沢に溺れることなく、資産の大半を慈善事業に投じているからです。2014~2018年の5年間で147億ドル(約1兆6,200億円)寄付をしており、これはビル・ゲイツ氏をおさえて世界一です。

また、世の中への影響力も大きく、グーグルやアマゾン、フェイスブックの創業者がバフェット氏の名言を引用するシーンは珍しくありません。バフェット氏は世界有数の投資家であると同時に、世界で最も尊敬される資産家の1人でもあるのです。

「雪(お金や成功、名声、尊敬など)がよくくっついてくれるには、それなりの人間にならなければならない」というのがバフェット氏の人生観です。お金があったり、仕事で成功したから人が集まるのではなく、人が集まる魅力的な人間だからこそ仕事がうまくいき、お金も稼げるのでしょう。

初めての投資から学んだ3つの教訓

バフェット氏のはじめての投資で姉のドリスをパートナーに引き込んで、114ドルで3株を購入しました。1度は株価が下がり姉から非難を受けましが、結果的には120ドルまで上がったところで売却し利益を確定させました。

しかし、株価はその後1株当たり202ドルにまで上昇、保有し続けていれば3株で500ドルの利益だったのです。この投資からバフェットは3つの教訓を得ています。

1、買った時の株価にとらわれてはいけない
2、よく考えないで慌てて小さな利益を得ようとしてはいけない
3、他人のお金を使って投資してはいけない

この教訓を活かして圧倒的なバフェット氏の投資家人生はスタートしています。

時間も愛もお金で買えないが、できることはたくさんある

バフェット氏は「時間も愛もお金では買うことができないが、お金があればできることはたくさんある」と言っており、稼いだお金を家族や仲間、慈善事業に使われています。人が集まる魅力的な人になり、仕事で稼いだお金を自分以外のために使う人生はとても素敵だなと思います。

何のために稼ぐのかを考えることは、モチベーションアップや自分の存在意義を確立するためにとても重要だと思います。1度実践してみてはいかがでしょうか。また、バフェットの3つの教訓はわれわれの投資にも役立つものなので、しっかり活かして稼ぐ目的を達成してもいただければ幸いです。


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