ジム・ロジャース氏が日本に提言する少子高齢化の解決策

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出典元:https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/052500046/?P=1
アメリカの投資家、ジム・ロジャース氏は高度経済成長期の日本に投資をしてきました。世界的に有名な投資家の中でも日本に大きな関心をよせていて、日本の将来について警鐘を鳴らしています。

ジム・ロジャース氏からみた日本はどう映っているのか、見ていきましょう。

日本の1番大きな問題は少子高齢化

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出典元:https://www.mof.go.jp/zaisei/reference/index.html
ジム・ロジャース氏が日本の将来に関して1番問題だとしているのが、少子高齢化問題です。2050年には人口の約40%が高齢者となり、高齢者1人を働いている人ほぼ1人で支えることになるといわれています。

もともと内需の国である日本は人口と経済規模が比例します。高度経済成長期は人口がどんどん増え、それにともない経済が活性化して経済大国になりました。しかし、現在は少子化の影響で人口は減少傾向にあります。若者の割合が減り、高齢者が増えれば経済が衰退していくのは明らかです。

このままでは今の若者やこれから生まれてくる子供は、現在よりはるかに低い生活水準で生活せざるを得なくなります。

少子高齢化を解決するには移民を受け入れるべき

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少子高齢化の解決策として、ジム・ロジャース氏は「移民の受け入れ」を提案しています。幸いなことに、日本はまだ世界から魅力的な国、生活しやすい国として認識されています。今のうちに若い外国人の移民を積極的に受けることで経済の活性を図るのです。

移民は行動力があり、子孫繁栄にも積極的なので少子高齢化の解消に最適な人々です。たしかに治安や人種差別などの問題が起こる可能性は否定できませんが、そのリスクをとってでも少子高齢化は解決すべき重要課題ではないでしょうか。

日本はもともと島国で他民族、他人種との交流が少ない国です。そのため移民に抵抗があるのは仕方ないことだと思います。ただ、世界中でグローバル化が進んでいる時代で、日本も変わる必要があるのではないでしょうか。

日本の将来について真剣に考えてみよう

日本は少子高齢化によって危ない状態である、という話は誰もが学校やニュースで聞いたことがあると思います。しかし、そのことに対して真剣に向き合ったことがある人は少ないのではないでしょうか。恥ずかしながら、わたしも遠い未来のことに思えて真剣に考えてきませんでした。

しかし、今回の記事を書くにあたって自分の子供世代がわたしたちと同じ水準で生活するには、変化が必要だとよくわかりました。まずはどんな解決策があるのか、自分にできることはなにがあるのか知るところから始めていこうと思います。

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