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オフだった私へ

オンラインデビューした私が、それまでじっと悶えていた私に伝えたいことをつらつらと書いてみる。

自分を整えたくてオンライン講習に応募したことからすべてが始まった。

子供の為にじっと我慢

毎日会話する人もおらず、横たわる小さな人間に神経を注ぎ、片手間にYouTubeみたりラジオ番組を聞いて過ごしていた。

当時の私は、育児・養育費・女性のキャリアやらのアンテナが赴くままに情報を聞き漁るだけで行動出来ずに、私以外の人間の命の為に、永遠と繰り返される毎日をじっと我慢して過ごしていた。


そんな時、好きなラジオパーソナリティーが開催するオンライン講習の情報を聞いた。
オフラインの講習は疎かオンラインなんぞ居場所もなかったが、育休中の人限定という文言を見た瞬間、飛び込んでいた。

初めての人種との刺激的な交流

はじめてのオンライン講習への参加だったが、境遇が似ている人たちの集まりに参加できると言うだけで、救われた気持ちになった。

講習参加者は育休中という共通点を除けば全く別の世界を生きている面々だった。

二児の母・三児の母・ブロガー・証券投資家・不動産投資家・写真家・フルタイムワーキングマザー・ダンサー・医師・デザイナー

私が今まで本やインターネット見ていた整った文体の彼女達とはどれも違う形をしていた。

容姿の整った彼女達が
見向きもしないで通り過ぎていく様な
形になってない情報と生活を感じる温度
・針の穴くらいの人にしか伝わらない文章
・オチのない体験談
・単純作業の繰り返される毎日
・正解の無い悩み

講習はわずか1カ月だったが、高密な時間だった。
生身の彼女達が包み隠さず吐露した文章を読むことで疑似的に体験することができた。
オフラインの世界でどう頑張ったって得られなかった体験だった。

その年の年末になる頃、
私はオンライン講習での体験をもとに、
いくつかの複業に興味を持ち
無意識のうちにそれに向かって歩きはじめていた。

何人かの経験を(疑似)体験したことで、
今まで見てきた容姿端麗な育児ではなく
湿気を帯びた、、、ドライヤーをかける暇もないビショビショな髪を振り乱しながら戦っている彼女達の育児と
育児以外への取り組みを見れたおかげで
新しい行動チャレンジへのハードルが下がり、
気がついたら興味を持った事に次々と取り組めていた。

じっと我慢することが正解ではない

さて、今私は
変わらず育児をしている
髪も乾かせず相変わらずびしょびしょだ
けれど
誰かの為の我慢が減り
私の為に我慢している事が増えた。

そして、じっとはしていない。

しばらくすると
隣で横たわる小さな寝息が聞こえてきた


たぶん

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