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ほぼ留年する日記 17日目 45分

キャベツサラダ1皿に使うキャベツなんて、キャベツ全体の、もうほんとぉーにちょっとでしかなくて、切っても、切っても、ちぎっても、ちぎっても、全く同じ大きさのキャベツが出てくる。従ってキャベツは「無限」であり、「永遠」であり、キャベツの前に人間は無力であり、全てはミニトマトのように儚い。

私が今日、何の意味もなく大量のキャベツサラダを作ったのは、私が長年温めてきたこの「キャベツ無限説」を検証するためである。(世間に無限キャベツなどという言葉が存在するが、そもそもキャベツ自体が無限の存在であるとすれば―?無限キャベツなどという言葉は、ただキャベツと言っているのと同じことなのである―)

検証の結果であるが、4分の1カットのキャベツを全て使ってサラダを作ってみたところ、「7皿」のサラダを作ることができた。つまり、1つのキャベツから作れるサラダの量は「28皿」であり、キャベツもまた有限の世界の住人である。我々は、この驚くべき事実を噛み締めて生きていかなければならない。そして私は次の研究対象、「コチュジャン」へと向かう―

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