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「働く」 リレーコラム③ - 川口ゆり

こんにちは。SUSONO文化放送部でディレクターをしている川口ゆりと申します。
サチコさんからのバトンを受け取り、今日は、普段遠くにいるディレクターの私のお話です。


私の喜びは、見知らぬ貴方に出会うこと


簡単な自己紹介から。

私は今、社会人4年目。札幌という地方都市の一般企業で働いています。

新卒から3年間は旅行会社で法人・個人・教育旅行・MICE関連の手配や後方業務、団体旅行企画、たまに添乗員を経験しました。

つい最近転職をし、今は様々なファッションブランドの公式ECを取り扱うIT企業で人事企画・採用広報の仕事をしています。

私は多くの人と関わることと、発信する、伝えることがとても好きなので、声をかけていただいたのをきっかけに業界を問わずに思い切って転職。
「人ありきのお仕事」をしています。


やりたい仕事を見つける方法


やりたい仕事が無いんです、という方は世の中に沢山いると私は思います。

「やりたい仕事をやろう、好きを仕事にしよう」という良くある言葉をどこかで見る度に、やりたいことがそもそも分からないし、好きもそもそも何なのかが分からないから、志望職種や業種をちゃんと選べないんだよな。と学生の頃から感じていた私は、早い段階で自分の道を見つけて活躍する方が周りにいると、当時は焦りを感じる日々でした。

やりたくない仕事もやりたい仕事もとにかく一生懸命取り組もう。そうすればやりたいことが自然と見つかるかも?と期待していた時期もあったのですが、それだけではやりたい仕事は降ってきません。

どんな時に自分はその高揚感を味わうのか。それが見つからないと、職業名やイメージが先行する「キャリア選択の堂々巡り」を繰り返してしまうことに。


どんな時に喜びを感じるか、それがやりたい仕事を見つけるための最大のヒント。

私の場合は、沢山の人と出会い関わる中で、その人が喜んでくれたり、そっと包まれた気分になったり、心配が緩和されて勇気が出たり、新しいことがはじまったり、その人がその人らしく生き生きと輝いてくれる、というようなことが一番の喜びです。
いわゆる人を応援する「叶え組」なのかもしれません。

旅行会社では、お客様の悩みをしっかりと沢山聞いて、最善となれるようなプランを一から一緒に考え、手配をしたり、今の会社では、人事として会社の組織の在り方や方向性を考えながら、慎重に人の配置や採用活動、PRを日々行っています。

全くの異業種転職ではあったけれど、共通しているのは「喜びポイントが似ている」ところ。

やりがいをどこに感じるのかは人それぞれ。


働くを通して、自分の「喜び」に素直に。正直に。

そんな風にありたいなぁ、っていつも思います。


私は数拠点生活を目論んでいる最中なので、もしかしたら、今後、暮らしも、働く環境も大きく変わることもあるかもしれません。

でもきっと、どんな場所でも誰かとの出会いを大切にしたい、という思いや喜びに即したお仕事をずっと続けていくのだろうな、と思っています。

明日はどんな人に出会えるのだろう?

そして、どんなことがはじまるのだろう?


そんな喜びを毎日考えながら、私は今日も眠りにつくのです。


自分なりの喜びをたくさん肌で感じるために、


私は明日も働くのです。

それでは、また来月。


川口 ゆり

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