203/04/02

どれも詭弁だ。
傲慢で怠惰な自己犠牲がそれを生む。
すごくすごい方々がこの世からいなくなる度に、何か課せられたような気になる。僕がこの世に残っている意味。どれも気持ちの悪い考え方だが、小さい頃からついてまわってくる。
誰かに生かされている。誰かに生きるように言われている。僕の感性はそう思うようにできている。
秀でた何かなど、ずっとない。前には誰か走っているし、僕の何倍も良い点数を取る人間が隣の席に座っているだろう。
生きることを急いでいるようで、死からは逃げる。死から逃げるために生きている。生きれば生きるほど死ぬのに。

お疲れ様でした。ありがとうございました。

端的にこの二言だけでいいのに、つらつらと自分を考えるほど、僕は自分しか見えていないのだ。

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